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更新日:2015年8月6日

鏡山

伝説の山からの絶景

標高284メートルの鏡山は唐津城、虹の松原と並んで唐津市のシンボルの一つです。
花崗岩(かこうがん)の上に玄武岩質の溶岩をのせたメサ(卓状)地形をなす山の頂上は、平坦な地形のため遠景は台形の山でどの方角から見ても同じ形に見えることでも知られています。

頂上への5キロの登山道を進むにつれて、だんだんと眼下に素晴らしい景色が広がります。沿道は桜並木が続き、シーズンには桜のトンネルとなります。麓(ふもと)からはそれが薄いピンク色の帯状に見え、鏡山の春景色になります。山頂へはこの他に3つの遊歩道があり、近年有志により登山用の階段も整備されました。

山頂は広々とした公園になっており、周囲400メートルの池や鏡山白玉神社、展望台などがあり5月にはツツジの花見客でにぎわいを見せます。最近では、ハングライダーも楽しめるようになりました。

展望台からは、唐津の大パノラマが一望できます。ここから見る絶景は、山と海岸線が接近していて平地が狭いという地形が作り出す豊かな自然の美しさだと言えます。

南から西にかけては田園風景と松浦川の流れ、そして唐津城を中心に広がる市街地、奧には上場台地の稜線(りょうせん)が望めます。唐津城を中心に東西に延びる海岸線はちょうど羽を広げた鶴のように見え、唐津城がなぜ舞鶴城と呼ばれるのかが分かるようです。

北には麓(ふもと)の国道202号線沿いの市街地、弓形に延びる緑深い虹の松原、そして唐津湾の白い砂浜と紺碧(こんぺき)の海が絶景を作り出しています。唐津湾に浮かぶのは鳥島、高島、神集島(かしわじま)、さらに福岡県の姫島、烏帽子島(えぼしじま)、小呂島(おろのしま)、天気がよければ長崎県の壱岐なども望めます。その先は対馬、さらに韓国へと繋がっています。

東に目を向けると眼下に浜玉町の田園地帯、神功皇后ゆかりの玉島川が松浦潟に流れ込み、福岡県の十坊山(トンボヤマ)、浮岳が望めます。

エピソード・伝承・うんちくなど

  1. 鏡山は実は休火山で、頂上の池は噴火口の跡であると言われています。
  2. 鏡山の名前は神功皇后が山頂に鏡を祀った(まつった)ことに由来すると言われています。
  3. 鏡山は「領巾振山(ひれふりやま)」とも呼ばれ、「肥前風土記」、「万葉集」にも登場する「松浦佐用姫」の悲恋の伝説でも有名です。山頂には松浦佐用姫の像および、山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ「遠つ人松浦佐用姫夫恋に領巾(ひれ)振りしより負へる山の名」の歌碑が建てられています。

どの方角から見ても同じ形に見えることから、七面山とも呼ばれています。

地図・写真・統計資料など

鏡山から見た風景

鏡山から見た風景

鏡山から見た風景

(唐津新聞社より)

引用・参考文献(出典)

  • 『東松浦史』

参考文献について

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電話番号:0955-72-3467

鏡山

鏡山PDFデータ(PDF:147KB)

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問い合わせ

文化振興課 

佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-53-7129