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更新日:2015年8月6日

観音の滝

広沢局(ひろさわのつぼね)の想い届けよ、観音の滝

観音の滝は長さ45メートル、落差27メートル、幅10メートルで、「白絹(しろぎぬ)の滝」「奥梅豆羅の淵(おくめづらのふち)」「狭霧(さぎり)の滝」「木がくれの淵」「白竜の滝」「静寂の淵」「清めの淵」などと八つの滝と淵が清流で結ばれ、松浦八景の一つと言われています。

観音の滝に向かって左手の淵の傍らにひっそりと佇む(たたずむ)生目観音(いきめかんのん)の像があります。この淵の水で目を洗うと、眼病が治るという言い伝えが残っています。

豊臣秀吉が朝鮮出兵のため肥前名護屋城に赴いた時、彼の身の回りの世話をしていた広沢局が眼病を患い(わずらい)、七山村鳴神山福聚院(なるかみやまふくじゅいん)(現在の滝の観音)で祈祷(きとう)したところ全快したことから、以来眼病に効くとして多くの人が訪れるようになったそうです。

今では8つの滝と淵に沿って遊歩道があり、また下流の渓谷は梅や山桜の名所としても知られ「七山耶馬溪(ななやまやばけい)」と呼ばれ自然を愛する多くの観光客を集めており平成元年度には「日本の滝百選」に選ばれました。

最近では夏に「国際渓流滝登りinななやま」が開催され、多くの外国人をはじめ1,000人を超す人でにぎわいます。

エピソード・伝承・うんちくなど

広沢局が眼の病が治り、その喜びを詩にしました。
「曇りゆくまなこの底は、鳴神の、光と共に晴るるみすがた。」と詠み(よみ)、宝剣をお礼に奉納しました。
その後、局は、名護屋城山里丸の一角に一堂を建て、この観堂の分霊を祀った(まつった)と伝えられています。名護屋広沢寺にある広沢局の墓は遥か七山滝の観音の方、東向きに建てられています。

地図・写真・統計資料など

観音の滝

観音の滝
(『唐津探訪』より)

人間の目のようなくぼみに生目観音が祀られています
(『唐津探訪』より)

引用・参考文献(出典)

  • 『七山村史』続編/「歴史」の「広沢局」参照

参考文献について

参考文献については、近代図書館が所蔵している資料もあります。

資料についての問い合わせは近代図書館までお願いします。

電話番号:0955-72-3467

観音の滝

観音の滝PDFデータ(PDF:353KB)

 

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問い合わせ

文化振興課 

佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-53-7129