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更新日:2015年8月6日

ツクシガヤ(イネ科)

佐賀県の絶滅種

沼沢地などの水湿地に生えるやや大型の多年草で根茎は短く、高さが100~120cmになるススキに似た草本です。もともと、九州で発見された植物であるが、現在は山形県、奈良県、熊本県、そして、佐賀県唐津市で確認されている希少植物です。各県の生育地も狭い範囲に限られていて、斑紋状(はんもんじょう)に隔離分布する珍しいものです。

唐津市の生育地は、川幅8~10m、水深30~60cmの小礫(しょうれき)と砂の河床を水が流れる緩やかな流水域で、周囲にはヨシが生育しています。生育範囲は、長さ30m、幅5~10mくらい、約100株位が群生しています。各地の生育状況も個体数が少なく、生育地が限られ、河川改修や沼沢地の埋め立て、改修などで生育が危機状態です。山形県では県の天然記念物に指定されています。
国の環境省のレットデーターブックでは絶滅危惧種(VU)に指定されています。佐賀県は絶滅種になっています。

流水地に群生するイネ科の植物で、8月~10月にかけて、長さ40~50cm、糸のような滑らかな円錐花序(えんすいかじょ)を伸ばし、花の後小さなモミのような実をつけます。以前、武雄市にあった自生地は改修されて40年前に絶滅して、唐津市の自生地は近年確認されたものです。もともと希少種であったが、現在はとくに減少しています。絶滅も心配されています。

地図・写真・統計資料など

ツクシガヤ(イネ科)

ツクシガヤ(イネ科)

(川浪誠氏より)

引用・参考文献(出典)

  • 『日本イネ科植物図譜』平凡社
  • 『日本の野生植物草本1.』平凡社

参考文献について

参考文献については、近代図書館が所蔵している資料もあります。

資料についての問い合わせは近代図書館までお願いします。

電話番号:0955-72-3467

ツクシガヤ(イネ科)

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問い合わせ

文化振興課 

佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-53-7129