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更新日:2018年8月28日

風しんに注意してください

関東地方で、30歳代から50歳代の男性を中心に、風しんが流行しています。

風しんとは

風しんは、急性の風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症です。

風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。

潜伏期間が2週間から3週間程度あり、風邪のような症状のみで発疹(ほっしん)など目立った症状がでない場合もあるため、知らないうちに周囲の人に感染させてしまいます。

しかし、成人で発症した場合、高熱発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。脳炎や血小板減少性紫斑病など重篤な合併症を発症し、入院加療を要することもあることから、決して軽視できない疾患です。

また、風しんに感受性のある妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、出生児が「先天性風しん症候群」を発症する可能性があります。

先天性風しん症候群

風しんウイルスに免疫のない妊婦が妊娠初期に風しんにかかることにより胎児が感染し、子どもに多様な奇形を生じる先天異常症です。

症状は、低出生体重のほか、眼球異常(白内障、緑内障、網膜症、小眼症)、難聴、先天性心疾患(動脈管開存症(どうみゃくかいぞんしょう)、心室中隔欠損症(しんしつちゅうかくけっそんしょう)、肺動脈狭窄症(はいどうみゃくきょうさくしょう)など)、中枢神経障害(精神発達遅延、脳性麻痺、小頭症など)など永久障害を残すものと、血小板減少性紫斑病、肝脾腫(かんぴしゅ)、肝炎、溶血性貧血、大泉門膨隆(だいせんもんぼうりゅう)、間質性肺炎など生後一過性に認められるものがあります。

異常の程度とその頻度は、ウイルス感染と妊娠の時期の関係によります。

本症の発生頻度は、妊娠4週以内では30%~50%、5~8週で25%、9~12週で8%、妊娠前期で20%、20週をすぎるとほとんどなくなるといわれています。

ワクチンについて

風しんの予防のためには、予防接種が最も有効な予防方法といえます。

風しんワクチン(主に接種されているのは麻しん風しん混合ワクチン)を接種することによって、95%以上の人が風しんウイルスに対する免疫を獲得することができるといわれています。

また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫がつかなかった人の多くに免疫をつけることができます。

なお、麻しん含有ワクチンは、ニワトリの胚細胞を用いて製造されており、卵そのものを使っていないため卵アレルギーによるアレルギー反応の心配はほとんどないとされています。

しかし、重度のアレルギー(アナフィラキシー反応の既往歴のある人など)のある人は、ワクチンに含まれるその他の成分によるアレルギー反応が生じる場合もあるので、接種時にかかりつけの医師に相談してください。

 

 

問い合わせ

唐津市保健センター 

佐賀県唐津市千代田町2566番地11

電話番号:0955-75-5161