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更新日:2015年3月1日

移住者体験談>袈裟丸幸さん

Jターンで唐津に開店して16年
すっかり町の一員となった美容室のオーナー

  • 袈裟丸 幸(けさまるさち)さん
    美容室経営/唐津市魚屋町在住

田舎が嫌で飛び出して15年。東京で過ごした楽しい日々。

袈裟丸さん

唐津市魚屋町にある小さな美容室「WEED(ウィード)」。木目材と白い壁でまとめられたシンプルなこのお店のオーナーは袈裟丸幸さん。現在の唐津市鎮西町、合併前は東松浦郡鎮西町だった町の出身だ。
波戸岬など玄海国定公園の雄大な自然があり、かつては豊臣秀吉が朝鮮出兵を行うため、全国から大名とその軍勢が集結していた由緒ある町だが、若い頃の袈裟丸さんは、小さな田舎町を出たくて仕方がなかったという。そこで高校を出るとすぐに福岡に行き、美容専門学校に入学して寮に入った。
「正直あまり美容にこだわっていた訳ではないんです。本当は看護師になりたかったんですが、家の事情もあって1年で資格がとれる美容専門学校に行き、そのまま福岡で美容室に就職して2年ほど働いた後、念願の上京を果たしました。若かったので、とにかく都会に対する憧れが強かったんです。今思えばバカなんですけどね『技術を身につけたい』とかじゃなく『青山とか原宿とか渋谷とかで働きたい』が最優先目標だったんですよ」と笑う。
上京してしばらく後、念願かなって青山の美容室に入ることができ、それなりに楽しい日々を過ごしていたが、12年経った頃、プライベートな問題などもあって疲れてしまい「もう帰ろうかな」と思ったそうだ。

悩んだ末に独立を決意し、故郷に近い唐津で開業。

店の風景
決して前向きではなかった帰郷だったが、生きて行くためには働かなければならない。どこかの美容室に就職するという選択肢もあったが、人間関係に疲れていた袈裟丸さんは、自分でやれる規模の独立開業を選んだ。小さなお店に椅子がひとつ、シャンプー台ひとつ。店の名前「WEED=雑草」は、踏まれても力強くひたむきに生きていきたいという願いを込めて名付けたそうだ。
実家の隣に敷地があるのでそこで開店する方法もあったが、やはり東京でやってきた袈裟丸さんにとっては物足らなさがあり、唐津市内を再出発の地に選んだ。
開業してからは東京で身に付けた技術と気さくな人柄で評判を呼び、それなりに順調な日々が続いたが、最近は歳と共にお客さんが離れたり、次々にできる新規店舗との競争が激化して、最近は予約ノートが埋まらない週末もあるという。不景気が続く今の時代、やはりどの業界も厳しいものだ。


唐津の町にとけこみながら、このままずっと住み続けたい。

地域の祭りの風景

現在、袈裟丸さんは美容室近くの同じ魚屋町に部屋を借りて住んでいる。平日がお休みのため、なかなか勤めの人とは休日も合わないが、知人と飲むお酒は楽しみのひとつ。魚屋町に住んで16年、すっかり唐津の町にとけ込んでいるようだ。
「町自体が小さいから人情味があって、助け合う雰囲気がある。そこがいいところですね。あと風光明媚なところも大好き。早起きして西の浜に行くと本当に気持ちがいいですよ。」
また、袈裟丸さんは大のくんちファン。ヤマの美しさや衣装の風情、山囃子などが大好きで、毎年11月のおくんちが近づくとそわそわ落ち着かなくなり、本番の日はお店を閉めておくんち見物。勇壮な曳き子たちの男っぷりにウットリし、祭りの風情を満喫するそうだ。鯛ヤマを出す魚屋町にお店があるので、毎年お客さんの家に招かれ「美味しいものをたくさんいただくんですヨ」とのこと。
「大好きな唐津でこのままずっとお店を続けたい。」それが今の袈裟丸さんの控えめな目標だ。

作業風景


インフォメーション

  • 袈裟丸さんのお店

    • SALON de WEED(ウィード)

      • 住所…唐津市魚屋町2016エクセルACビル1F
      • 電話…0955-75-0509
      • 営業時間…10時00分~20時00分
      • 定休日…毎週火曜日と第1・3月曜日

 

 

問い合わせ

企画政策課 

佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-72-9115