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更新日:2015年3月1日

移住者体験談>満生憲一さん

ここから人生の再スタート、青年経営者が目指す大きな夢

  • 満生 憲一さん
    ラーメン店経営/唐津市新興町在住

独立の場に選んだ唐津のまち

満生さん

JR唐津駅構内の南側に「きあげ」と看板の書かれた1軒のラーメン店がある。唐津の人たちにとっては見慣れた風景だが、最近店主が変わり、福岡からやって来た1人の若者が一生懸命働いていることを知る人は少ないだろう。若者の名は満生憲一さん。それまで勤めていた会社をやめ、2010年の12月に唐津にやってきた34歳(取材時)の青年だ。
憲一さんは福岡市博多区出身の「博多っ子」。唐津に来る前は求人情報誌の会社に約10年間勤めていたが、会社の方針と自分の志向が合わなくなってきたことに加え、大阪転勤を打診されたことが重なり「そろそろサラリーマンに見切りをつけよう」と考えていたところ、仕事で出会った唐津の実業家に声をかけられ、ラーメン店の経営に携わることになったという。
「特にラーメン店をやりたかったわけではないんですが、何か自分でしてみたいという思いはずっと持っていたので、思い切ってやることにしました」と語る憲一さん。家庭も持っていたし、経験も無かったので不安もあったが「いいチャンスかもしれない」と前向きにとらえ、人生をかけての挑戦を決めた。

苦労の中で感じた手応えと希望

ラーメンの写真

前の店主から引き継いだ店は、契約上の事情もあって店名も以前のまま。ラーメンの本場・博多の出身だが、唐津の人たちに長年親しまれた店を譲り受けるため、ひとまず前店主のもとで1ヶ月間修行し、これまでどおりの味を目指すことにした。いささか無茶な話ではあるが、まだ慣れていないうちに経営を引き継ぎ、2011年元旦から店主として営業をスタート。初めてのまちで、初めての仕事に最初は苦労の連続だったが、それでも自分の頑張りがそのままお客さんの反応や、店の売り上げとなって返ってくるのは楽しく、会社勤めでは得られないやりがいを感じたという。
奥さんもしばらくは一緒に店に立ち、憲一さんを支えていたが、慣れない仕事を一日じゅう顔を付き合わせてしているとついつい口調がキツくなることもあり、「何度も夫婦の危機がありました」と笑う。そんな中でなぜか(?)奥さんが3人目のお子さんを身ごもったので、店は数名のアルバイトと一緒に切り盛りしているとのこと。もうすぐ生まれるお子さんは「唐津っ子」というわけだ。

将来は店を増やし、力を試してみたい

店の外観

引き継ぎから1年以上経ったがこれまで店は1日も休んでいない。昼前から深夜まで働きづめだが、若さと気力でがんばる毎日だ。「なじみのお客さんもできたし、収入もサラリーマン時代より増えました」と、手応えも感じている。唐津の町も正直まだよく知らないが、出会う方はみな親切で「福岡の人より温かいんじゃないか」と感じることが多いという。「家賃も食べ物も安いので暮らしやすいと思います」と笑顔で語る憲一さん。「クルマの渋滞が無いのもいいですね。おかげで今でも毎週、福岡に通い、地元チームでサッカーをやってます」と趣味の時間も大事にしている。
「今の目標はひとまず店の経営を黒字で安定させ、支払いを終えること。その後は徐々に自分の味や経営を追求して、将来は福岡・熊本・北九州に自分の店を出したいですね」と語る憲一さん。唐津でしっかり実績と力をつけた後は、夢と理想に向かって動き出すつもりだ。その爽やかな笑顔で、きっとこれからの人生も明るく元気に歩んでいくことだろう。

インフォメーション

満生憲一さんのお店 ラーメン「きあげ」

  • 住所…唐津市新興町(JR唐津駅構内)
  • 電話…0955-73-8080
  • 営業時間…10時00分~23時00分
  • 定休日…なし

問い合わせ

企画政策課 

佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-72-9115