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更新日:2024年3月22日

異物の除去について

反応がある場合

  • 傷病者の反応がある状況で、気道異物による窒息が疑われる場合は、直ちに119番通報するよう周りの人に依頼し、反応がなくなった場合のことも考慮して、AEDの手配も依頼します。
  • 傷病者が咳をすることが可能であれば、できるだけ咳を続けさせます。
  • まず背部叩打法を試みて、効果がなければ腹部突き上げ法を試み、異物が取れるか反応がなくなるまで続けます。ただし、妊婦(明らかにおなかが大きい場合)と乳児では腹部突き上げ法は行わず背部叩打のみを実施します。

背部叩打法腹部突き上げ法
背部叩打法・腹部突き上げ法

  • 異物除去を実施している途中で、反応がなくなった場合は、直ちに心肺蘇生を開始します。
  • 心肺蘇生を行っている際に、口の中に異物が見えた場合は、異物を取り除きます。異物を探すための、やみくもな口の中への指を入れる行為はやめてください。
  • 異物を探すために胸骨圧迫を長く中断しないでください。
  • 救助者が一人の場合、傷病者の反応がある間は、119番通報より異物除去を優先して行います。反応がなくなった場合は、心肺蘇生を開始する前にまず119番通報して、AEDが近くにあれば取りに行き、心肺蘇生を開始します。これは、乳児、小児でも共通です。

 

問い合わせ

警防課

電話番号:0955-72-4148