本文
全国の展覧会紹介企画with図録 その2「鏑木清方」(令和7年6月10日)
全国各地で開催している展覧会。
「どこがおすすめ?」「どんな人の作品がすごいの?」という美術ファンの気持ちに応える情報をお届けいたします。
第2回目は「鏑木清方(かぶらききよかた)」です。
展覧会紹介
現在、神奈川県の鎌倉市立鏑木清方記念美術館で「特別展 美はすぐそこに―主情派・鏑木清方―」が開催されています。
※このページで紹介する展覧会は、近代図書館で開催するものではありません。展覧会に関する詳しいお問い合わせは、鏑木清方記念美術館までお願いします。
展覧会開催情報
令和7年6月29日(日曜日)まで(ホームページ公開時点の情報です)
詳しくはこちらのページ<外部リンク>をご確認ください。
鏑木清方とは
明治に東京神田佐久間町で生まれた人です。
「江戸時代に成立した浮世絵を昭和につないだ人物」という紹介されることも多いです。それもそのはずで、師匠は「水野年方(江戸から明治にかけての絵師)」、その師匠は「月岡芳年(幕末から明治にかけての浮世絵師)」、さらにその師匠は「歌川国芳(江戸後期の浮世絵師)」と、ルーツは浮世絵にあります。
しかし、鏑木清方は「浮世絵を継いだ人」と認識されることに違和感あったようです。
では、いったい彼は何を志向していたのでしょうか。こちら展覧会では「主情派・清方」と称される作品が展示されています。
ぜひ、お楽しみください。
図録紹介
近代図書館が発刊した図録で、鏑木清方の作品を掲載しているものは次の5つです。
・近代日本画にみる美人画(平成10年度)
・日本の美(平成14年度)
・四季の情景(平成18年度)
・女性の美(平成21年度)
・近代絵画の歩みー目と心の窓(平成8年度)
詳しくはこちらのページをご確認ください。