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更新日:2023年2月1日

ガステーブルなどのグリル火災にご注意を!!

ガステーブルなどのグリルは高温となるため、使用方法を誤ると火災の原因となり、大変危険です。実際に、こんろまわりからの火災が全国で多く発生しています。

しかし、それらの多くは不注意から起こったものであり、防ぐことができたものです。

グリル火災の様子

火災事例

  • てんぷら油で調理中にその場を離れてしまい、油が過熱されて発火した。
  • こんろに火をつけようとしたところ、誤ってグリルに点火してしまい、それに気づかず放置したことで、グリル庫内のアルミホイルが過熱され発火した。
  • こんろの火をつけたままにしたため、周囲の可燃物が過熱され発火した。

注意する5つのポイント!

1.グリル使用前は、グリル庫内を点検する

グリル庫内に食品くずや油くず、ふきんなどがあると、使用中に発火し、火災の原因になります。

2.脂が出る料理には、グリル焼網の上や下にアルミはくを敷かない

アルミはくの上に脂がたまり、発火する原因になります。

3.グリルを続けて使用する場合、そのつどグリル皿にたまった脂などを取り除く。また、使用後も清掃する。

グリル皿にたまった脂が過熱されて発火し、グリル排気口から炎が出ることがあります。

脂の多い調理物(魚、鶏肉など)は特に注意してください。

水なしグリルの場合…グリル使用時、グリル皿に水を入れないでください。

水入れグリルの場合…グリル使用時は、グリル皿に必ず水(約200ml)を入れてください。水を入れないで使用すると、魚やたまった脂が過熱されて発火する場合があります。

4.グリル使用中は、排気口をふさがない

グリル排気口の上をなべ、アルミはく、ふきん、タオルなどでふさいだり、調味料などを設置すると異常過熱し、不完全燃焼や火災の原因になります。

5.火をつけたまま離れたり、就寝や外出をしない

消し忘れると、調理中のものが焦げたり燃えたりするなど火災の原因になります。

電話や来客の場合は、一旦火を消してください。

対策方法

1.消火方法

消火器を使用することが最も安全ですので、消火器を設置しましょう。

2.防炎製品を使用する。

火をつけたままこんろ奥のものを取ろうとする行為は、火が衣服について、やけどを負ったり、死亡につながる危険もあるので、必ず火を消してから行いましょう。

調理の際には防炎性能を持つエプロンやかっぽう着、アームカバーなどの使用を検討してください。

詳しくは(「着衣着火」にご注意!!」)

3.台所に住宅用火災警報器を設置する。

もしもの火災による熱や煙を感知し、周囲へ知らせる住宅用火災警報器を設置しましょう。唐津市火災予防条例で義務づけられているのは寝室などで、台所は対象外です。とはいえ、火災をいち早く感知するために設置をお勧めします。

鍋の空だきにより発生した煙を住宅用火災警報器が感知したおかげで、火災を未然に防いだ事例も多く発生しています。

詳しくは(住宅用火災警報器)

問い合わせ

予防課 

〒847-0861 佐賀県唐津市二タ子3丁目2番46号

電話番号:0955-72-4149