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更新日:2015年8月6日

蝶類~唐津市に生息している貴重な蝶~

唐津の海岸線と周りの山に生息する蝶

クロツバメシジミ

海岸では鎮西町、名護屋及び周りの島嶼(とうしょ)から呼子、湊、七ツ釜、立神岩の海岸線に生息する蝶です。とても小さな蝶で親指の爪ほどしかありませんが、この蝶は幼虫時に主に海岸に生息する「タイトゴメ」と言う植物を食べて育ちます。
特に呼子の大友の海岸は多数の成虫が飛び交い日本一の産地と言われ、一時期全国から採集者が来たことがありますが、現在は呼子の下水処理場の建設のため環境が激変し往時の面影は無くなりました。

キリシマミドリシジミ

  • 環境庁カテゴリー:―
  • 佐賀県カテゴリー:準絶滅危惧種
  1. 選ばれた理由
    産地は限られています。県内では、背振山地や多良火山地などのアカガシ林に生息する希種です。
  2. 種のあらまし
    本州(神奈川県以西)、四国、九州に分布し、主として産地の温暖帯林に生息します。雄の羽の表は金緑色に輝く美しい種であって、個体数は少ないです。ミドリシジミ亜科(ゼフィルス類)に属します。幼虫はアカガシを食べ、成虫は7月中旬~8月上旬に出現します。雄は10月ごろまで生き残り、アカガシ休眠芽に産卵します。

唐津市に位置する作礼山山瀬、半田の山間部、浮岳などに生息する蝶です。大きさは、モンシロチョウより少し小さいくらいの美麗な蝶です。
特に雄上面は金緑色の幻光(げんこう)が美しく、日本の誇れる蝶だと思われます。
この蝶は、幼虫時「アカガシ」の新芽を食べて育ちます。一時期自然林の伐採のために、激減しました。ただ、作礼山の北西面は伐採を免れたために、今でも多くの「キリシマミドリシジミ」が生息していると言われています。何時までもこの蝶の飛翔を見られるように自然を残していきたいものです。

絶滅危惧種

タイワンツバメシジミ

  • 環境庁カテゴリー:絶滅危惧I類
  • 佐賀県カテゴリー:絶滅危惧I類種
  1. 選ばれた理由
    県内では絶滅した産地が多く、現在では鎮西町名護屋に少数が生息しているにすぎません。
  2. 種のあらまし
    本州(和歌山)、四国(徳島、高知、愛媛の各県)、九州に分布します。屋久島以北とそれ以南ではそれぞれ別亜種(種の下の分類階級)に分かれています。1980年代は少ないながらも数か所の産地がありましたが、現在は唐津市鎮西町にのみ分布ししかも極めて少ないです。成虫は、8月下旬~9月下旬に発生します。
  3. 絶滅が心配される理由
    生息地の草原が観光化で無くなったり、環境が破壊されて幼虫の餌になる植物が生息できなくなりました。今後、保護するには生息地の草原に大きな植物が生えないように工夫したり、環境に配慮した施工方法を考慮する必要があります。

この蝶も、とても小さな蝶です。
1900年代までは現在の唐津市のあちこちに生息していた蝶で特に鏡山は日本でも有数の生息地でしたが、公園整備、キャンプ場整備など、環境が変わり絶滅してしまいました。

地図・写真・統計資料など

キリシマミドリシジミ
キリシマミドリシジミ

キリシマミドリシジミ 主な生育・生息地
キリシマミドリシジミ
主な生育・生息地

タイワンツバメシジミ
タイワンツバメシジミ

タイワンツバメシジミ 主な生育・生息地
タイワンツバメシジミ
主な生育・生息地

(環境庁・佐賀県レッドデータブックより)

引用・参考文献(出典)

  • 『佐賀の昆虫』佐賀昆虫同好会会誌
  • 『厳木町史』P174~
  • 環境庁・佐賀県レッドデータブックより

参考文献について

参考文献については、近代図書館が所蔵している資料もあります。

資料についての問い合わせは近代図書館までお願いします。

電話番号:0955-72-3467

蝶類~唐津市に生息している貴重な蝶~

蝶類~唐津市に生息している貴重な蝶~PDFデータ(PDF:141KB)

蝶類~唐津市に生息している貴重な蝶~PDFデータ(PDF:125KB)

 

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問い合わせ

文化振興課 

〒847-8511 佐賀県唐津市西城内1番1号

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