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更新日:2015年8月6日
北に向かって東側に糸島半島、西側には東松浦半島があります。この2つの半島に包まれるように、唐津湾が広がっています。ゆるやかなカーブを描く海岸線の、どこまでも続く白い砂浜からは唐津のシンボル唐津城を一望でき、その風光明媚な景観から最近では“キャッスルベイ(城が見える湾)”とも呼ばれています。また、宝当神社で知られる高島も湾内にはあります。
玄界灘の南に位置する唐津湾は、マリンスポーツには格好の海としても知られています。気候や地形に恵まれ、多様に変化する波や風のおかげで一年を通じて初心者から上級者までヨットやウインドサーフィンを楽しむことができます。
このヨットハーバーは、子供から大人まで、体験・レクリエーションや協議など、様々な形で海洋性スポーツ・レクリエーションを楽しむための拠点となっています。
それだけでなく、オリンピックの強化基地にも認定されており、オリンピックメダリストを輩出した全国でも有数のヨットハーバーです。
ここでは、小学生を中心としたヨット教室等が開かれ、年間3千人あまりの人がヨットを体験しています。中高生のセーリング競技では全国で唯一のスポーツ振興拠点の指定を受けており、日々練習に取り組む選手たちは国際大会や全国大会でも優秀な成績を収めています。
一般の方も、大会を目指す方やレクリエーションとして楽しむ方など、それぞれに合った方法で唐津の海と親しんでいます。また、このマリーナにはマリーンレジャーを楽しむ人のクルーザーなども係留されています。
環境問題が深刻な今日、気候や地形などさまざまな自然環境が合致し全国でも有数なヨットバーバーとなっており、オリンピック銀メダリストも輩出しています。この環境下でたくさんの子供たちが育って欲しいと願います。
所在地:唐津市二夕子3-1-8(電話番号:0955-73-7041)
平成21年には、市民がつくる2009年レーザーラジアルヨット世界大会in唐津が開催されました。
良い風の吹く海に囲まれた唐津は、日本でも最高の水準を保つヨット王国です。
玄海セーリングクラブの重由美子(しげゆみこ)さんはアトランタオリンピックの銀メダリストです。松山和興コーチと木下アリーシアさんを誘ってコンビを組み、国際的な大会に次々に出場、3度のオリンピックにも代表選手に選ばれました。バルセロナで5位、アトランタで銀メダル、シドニーでは8位。
2人は日本のセイリングの歴史に燦然と輝く星です。
近くには「国立唐津海上技術学校」があります。
マリンスポーツも盛んな唐津湾
唐津湾は風が一定で、波がそれほど高くない為、ヨットなどのマリンスポーツに最適です。唐津湾からは美しい唐津城の姿が一望できます。
(『唐津探訪』より)
参考文献については、近代図書館が所蔵している資料もあります。
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