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更新日:2015年8月6日

天然記念物:植物1

天川のカヤノキ・藤原神社社叢林(ふじわらじんじゃしゃそうりん)

天川のカヤノキ(イチイ科)

  • 指定:昭和53年5月17日
  • 所在:天川1639番地(草場和則さん、単木・個人所有)
  • 樹高:17メートル
  • 幹周:6.57メートル
  • 枝張:東西14メートル、南北15メートル
  • 樹齢:700年(推定)

カヤノキは岩手、山形県以南九州、韓国済州島まで分布しています。
指定のカヤノキは希に見る巨木であり、雌株なので、多くの実を着けます。実は食用になるほか、食用油・髪油。塗料などに利用されます。

良質の材がとれ、基盤や彫刻材として最高級です。このカヤノキには、沢山のセッコク(ラン科)が着生しており、毎年5月の花時には、カヤノキの大木全体に花が咲いたように見事です。なお、この木にはノキシブ・マメツダ・オノマンネングサ・スイカズラが着生しています。

しかし、木生のアオキやネズミモチが付いているのは、カヤノキに腐食があるからで、除去し空洞化を早急に止める必要があります。

藤原神社社叢林(ふじわらじんじゃしゃそうりん)

  • 指定:平成2年3月12日
  • 所在:星領北向、藤原神社(神社境内及び後方の常緑広葉樹自然木)
  • 面積:3155平方メートル

スダジイ・アラカシ・タブノキ・ヤブツバキ・クロキなどが多く、アカガシの被度が高い照葉樹の森です。
特筆すべきは県内分布希なナツツバキ(ツバキ科)の巨木がありました。

胸高直径40センチ・樹高18メートルもあり、九州でも最大級であったが、原因が判らないまま枯死しました。しかし、小さな子苗や、胸高直径25センチ程の株が何本も見られるのは幸いです。

なおこの社叢(しゃそう)には、大きな樹木が多いです。アカガシ(胸高直径130センチ・推定樹齢300年・県の名木・古木に指定)、サカキ(胸高直径30センチ)、コハウチワカエデ(胸高直径25センチ)、タムシバ(胸高直径18センチ)などがあります。
また、神社近くの森林にもナツツバキの成木や幼木があり、併せて保全したいものです。

地図・写真・統計資料など

天川のカヤノキとやどり草のモッコク

天川のカヤノキとやどり草のモッコク
天川の元庄屋々敷内のカヤの木は推定600年、樹枝全体にはモッコクが寄生し、花期には桜花とまがうほどの花をつけます。
この地が、高地(約600メートル)で多湿のため発生する現象です。
(三塩政廣さん提供)

藤原神社社叢林(しゃそうりん)と星領浮立
(厳木町教育委員会より)

引用・参考文献(出典)

  • 『厳木町史』中巻

参考文献について

参考文献については、近代図書館が所蔵している資料もあります。

資料についての問い合わせは近代図書館までお願いします。

電話番号:0955-72-3467

天然記念物:植物1

天然記念物:植物1PDFデータ(PDF:250KB)

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問い合わせ

文化振興課 

〒847-8511 佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-53-7129