更新日:2024年9月2日
浄化槽市町村整備推進PFI事業
唐津市戸別浄化槽整備推進事業について
戸別浄化槽整備推進事業は、トイレを水洗化するとともに環境汚染の主因をなす生活排水をきれいにして、できるだけ生活の場に近いところで自然に帰す事業です。
水の再生が促進され、豊かな自然環境の中で市民だれもが美しく快適な生活を営めるようにすることを目的としています。
市では、公共下水道事業や農漁業集落排水事業(集合処理)区域以外の区域で個々の家庭や事務所などに浄化槽を市が設置し維持管理する戸別浄化槽整備事業(個別処理)を行っています。
また、平成21年からは、PFI事業として民間事業者の資金、技術的能力、経営能力を活用し、浄化槽の整備促進を効率的に行うとともに、維持管理、運営などにおいて良質なサービスの提供を行うものです。
戸別浄化槽整備事業負担区分
市が負担する経費
- 浄化槽本体の設置工事費(放流ポンプを含む。)
- 浄化槽本体への最終流入マスから最初の放流マスまでの流入管、放流管
- ブロアー本体工事および空気配管
使用者が負担する経費
- 分担金
- 下水道使用料
- 支障物件の撤去、移転、復旧工事費(庭木、家屋、塀、水道管などの支障物)
- 付帯工事費(浄化槽の上に6t以上の荷重がかかる場合の補強工事費用)
- 浄化槽本体設置以外の工事費(宅内外排水設備工事、水洗トイレ設置などの費用)
- 既存単独浄化槽や便槽が設置されている場合の撤去費用
- ブロアー用屋外コンセントの設置費用
- ブロアーの電気使用料
- 浄化槽清掃等に使用する水道代
- 使用者の都合により浄化槽を移動、撤去する場合の費用
- 使用者の責任により修繕の必要が生じた場合の費用
市が行う維持管理業務
浄化槽設置後は、市が維持管理業者(PFI事業者)と委託契約し、維持管理(点検・修理・水質検査)および清掃を行います。
- 2か月に1回の保守点検や薬品の補充
- 年1回の法定検査
- 故障箇所の修繕
- 年1回の清掃(汚泥の引抜きなど)
なお、浄化槽設置後使用者の都合により浄化槽を移動、撤去する場合や使用者の責任により修繕の必要が生じた場合は使用者負担となります。
浄化槽設置の申し込み
- 設置希望者は、設置申請書に必要事項を記入し、唐津市浄化槽PFI株式会社に提出してください。
- その後、唐津市浄化槽PFI株式会社が現地に伺い、設置工事について事前の打ち合わせを行います。
- 市から浄化槽工事計画書が届きます。
- 計画書の内容を確認して、工事計画承諾書および土地使用賃借契約書を市に提出してください。
- 唐津市浄化槽PFI株式会社が設置工事を行います。
- 市が設置工事の完了検査を行います。
- 市から設置工事完了通知書と分担金決定通知書が届きます。
- 市へ分担金決定通知書に記載された分担金を納付してください。
- 使用開始届けに必要事項を記入し、市に提出してください。使用開始日から、下水道使用料の請求を開始します。