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更新日:2021年3月2日

産業経済委員会行政視察報告書(平成28年度)

1参加委員

場幸年委員長、大西康之副委員長

山茂成委員、志佐治德委員、進藤健介委員、平野潤二委員、宮崎卓委員

2察日

平成28年7月20日(水曜日)から21日(木曜日)まで

3視察概要・所感

(1)視察項目:ボートレース浜名湖の外向販売所「ウィンピア」について
察先:湖西市(浜名湖競艇企業団)

内容

名湖競艇企業団は、浜名湖競艇場の競艇施行に関する事務を目的に設置されており(地方公営企業法の規定の全部が適用されている)、事業収益は3分の1を湖西市、3分の2を浜松市に分配している。
向け販売所「ウィンピア」は、平成28年3月30日にリニューアルオープンした。平成17年4月、駐車場の一角に外向け発売所「ウィンピア」をオープンし、平成21年3月にリニューアル、さらに今回平成28年3月末にスタンド1階に移転しリニューアルオープンとなった。今回の建設に当たっては、現行通り別敷地とするのか、または本場の一部に取り込むのかの2案について、お客様へのアンケート調査を実施し、それらを踏まえて協議を行った結果、居住性及び利便性などの点から、現在の位置となった。
模は従前の約1.6倍の760平方メートルと広くなっている。また、本場南スタンドに隣接して設けられているため、スタンドとの行き来ができるようになっているが、外向け販売所はレース場の水面が見えてはいけないとの決まりがあるため、本場開催時にはスタンドエリアとは可動間仕切りで仕切って行き来ができないようになっている。

所感

レース場の全体的な外観については、非常に明るい色合いで、新築当時はホテルや結婚式場と間違えて来場される方もいるほどであったとのこと。ウィンピアの内観については、床は明るい石調で、壁はツートーンで腰の部分はオークブラウンでまとめられ、すっきりとした中にも落ち着いたスペースとして仕上がっていた。有料席については、グレー系でまとめられ、カーペット敷きで、椅子、テーブルなども高級感のあるものを使用され、こちらも落ち着いた雰囲気であった。唐津市も、新たな来場者を増やすためには、このような落ち着いてすっきりした雰囲気の外向販売所を目指してもらいたい。また、多くの情報を提供するモニターなどが非常に多く設置されており、舟券購入者には良い環境であると感じるとともに本場来場者が減少するなかで、大型映像モニターの規模や情報提供のあり方は、唐津市においても見直してもよいのではと考える。
津市においても場外発売所の移転計画があり、本場と行き来できるような仕組みを考えられているようだが、先行事例の研究のほかにも、実際のニーズを把握するために、お客様のアンケートや要望などを参考にする方法も必要かもしれない。平成29年度から3か年をかけて本場改修をはじめ、施設改修や外向発売所の移転なども計画されているが、お客様や市民のニーズに応えられるレース場になるように十分議論・検討した上で事業を推進すべきと考える。また、運営、販売などにおいてもキャッシュレス、ナイターレース場外販売なども視野に入れた取り組みが必要である。競艇の従来のイメージを払拭し、様々なニーズに応えられる新たなボートレース場になるよう、唐津市においても今後の改修、運営を着実に実施してもらいたいと強く感じた。

H28産業経済委員会行政視察写真01 H28産業経済委員会行政視察写真02

視察の様子

本場の内観

H28産業経済委員会行政視察写真03 H28産業経済委員会行政視察写真04

ウィンピア(一般席)

ウィンピア(有料席)

(2)視察項目:犬山祭りの山車行事について察先:犬山市

内容

「犬山祭」は、「唐津くんちの曳山行事」を含むユネスコ無形文化遺産登録候補「山・鉾・屋台行事」の33団体の一つである。
犬山祭は、針綱(はりつな)神社の祭礼で、起源は1635年2か町が練り物を出し、その後1641年には早くも下本町の車山(やま)が生まれ人形からくりを奉納された。その後江戸中期までには現在の犬山祭の原型が出来上がったとの事。城主が率先して始まった祭だが、城主からの財政支援は無く、町衆組織が祭を運営してきた。全部で13両の車山と3つの練り物があり、それぞれ町内単位で管理・運営されている。犬山祭は4月の第1土、日曜日だが、各町内の代表は1月から集まり調整を行い、3月には囃子方やからくりの練習が始まるとのこと。
犬山祭実施のための組織体制については、犬山祭保存会を主体とし、犬山祭企画委員会と犬山祭協力団体が支援を行っている。協力団体は商工会議所、民間企業など各種団体で協賛金集めなどを行っている。企画委員は、市、犬山祭保存会、観光協会、青年会議所で構成され、各種調整を行っている。
各種補助金については、犬山祭保存会への活動補助として200万円。継承のための補助として、1台の車山に45万円(手古さんへの日当などに使われている)。からくり保存のために、からくり文化振興部へ30万円などの助成がなされている。

所感

台の車山には手古(てこ)と呼ばれる引き手が20名程度で車山を動かしており、この点は唐津とは違うが、神社の祭礼であることや町単位の管理、準備の在り方など唐津くんちと類似しているように感じた。
は、雑踏警備、会場整備が主な役割となっている。雑踏警備については、愛知県では警察の全面協力は無く、主に主催者側で行われている。ただし、犬山署は協力的であるとの事。唐津の雑踏警備においては、警察を主とし、交通指導員などのサポートを頂いているので、各県警での考え方の違いを感じた。
ユネスコ認定については、認定されれば祭の価値が上がる事につながるとの見解の下、機運醸成に力を入れてあるように感じた。ホームページ、パンフレットなどにも大きく取り上げてあった。また、認定が11月に予定されているが、認定後に全国で最初に行われる祭りが犬山祭であると、認定を非常に意識されている感が強かった。また、ユネスコ候補が、県内で5か所あり、5市で協働してPRを行っている。認定後の動きなどについても協議を重ねられているようであり、非常に素晴らしいことだと感じた。唐津市でものぼり旗が数か所にもうけられているが、それ以降の動きが感じられない。11月の唐津くんち本番に向けて機運醸成に対する更なる取り組みが必要ではと感じた。
展示場「どんでん館」では、13輌のうち4輌が常設展示されている。常設展示による劣化対策として、紫外線は全面的にカットされ、温湿度調整を行われていた。また、幕類は劣化対策としてイミテーションを展示している。劣化対策についても十分に考慮されており、唐津市においてもこのような劣化対策について、特に温湿度対策が急務であると感じた。
りの誇りと継承、同じ祭り事を行う犬山市であるが、唐津市よりも進んでおり、力を入れてあるように感じた。市のホームページを見ても犬山祭に関する情報が豊富で充実している。ユネスコへの取り組みついても、いち早くホームページをはじめパンフレットなどでも大きく取り上げており、PRの点においても、唐津市はもっと力を入れるべきだと感じた視察であった。

H28産業経済委員会行政視察写真05 H28産業経済委員会行政視察写真06

視察の様子

PR用の法被(ユネスコの文言あり)

H28産業経済委員会行政視察写真07 H28産業経済委員会行政視察写真08

展示施設「どんでん館」

「どんでん館」内部

問い合わせ

議会事務局 

〒847-8511 佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-72-9162