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更新日:2018年12月27日

議会運営委員会行政視察報告書(平成30年度)

1参加委員

青木茂(5期)委員長、石﨑俊治副委員長

酒井幸盛委員、江里孝男委員、大西康之委員、伊藤泰彦委員、

楢﨑三千夫委員、浦田関夫委員、山下正雄委員、進藤健介委員、

中川幸次委員、田中秀和議長(委員外議員)、中村健一副議長(委員外議員)

2視察日

平成30年11月6日(火曜日)から7日(水曜日)まで

3視察概要・所感

(1)視察項目:議会改革の取り組みについて視察先:周南市

概要

周南市は、平成15年4月に市町村合併し、人口が約14万4千人、市の面積は約656平方キロメートルと、唐津市と類似しており、また、本年5月に新庁舎が竣工され、議会改革にも積極的に取り組まれている。

常任委員会は、企画総務委員会、教育福祉委員会、建設環境委員会のほか、予算決算委員会、議会だより編集委員会の5つを設置。予算決算委員会は、予算の分割付託をさける手段ということで、地方自治法改正により、常任委員会への複数所属が認められるようになったこと、また、常任委員の選任は、「議長が会議に諮って指名」から会議に諮らず議長が指名できるようになったことから、議会運営委員会で協議し設置された。予算決算委員会は、すべての委員が審査にかかわれるよう、各常任委員会の所管ごとおよび討論・表決の前に委員の差し替えを可能としている。委員の差し替えの手続きは、委員の選任と辞任を議長の許可で繰り返しているということであった。

また、議会においても市民が参画する機会を確保し、市民の声を議会活動に生かすことを目的として、委員会懇談会(ミニコン)が、各種団体と開催されている。各常任委員会または特別委員会で行い、要点記録は公開されている。

所感

周南市は、平成15年合併後、議員報酬問題に端を発した住民からの議会解散請求により住民投票が実施され解散。その後の出直し選挙により新たに選ばれた議員が、議会改革をスタートさせた。このような背景から、議会に対する市民の視線が強い地域であると感じた。

委員会懇談会(ミニコン)は、市民の声を議会に生かすことが目的とされ、徳山駅周辺整備や小児医療問題など、直接関係団体など生の声を聞くツールとなっており、より民意を反映した審査になっていると感じた。また、市民が議会に関心をもってもらうことにつながり、議会側も政策提言能力が必要になってくる。一方で、懇談会の位置づけが任意のため、発言の責任、また、記録の公開などの観点から、正式な活動とするべきではないかと感じた。

予算決算委員会は、分割付託を避ける手段であり、より審議を深めるため委員の差し替えが行われていたが、唐津市議会で行っている特別委員会および分科会の審査でも、広く委員から意見が聴取できると感じた。

議会改革は、各自治体の歴史・風土によって違う。いろいろな世論の中で開かれた議会をめざすため、絶えず変革を行うことが大切である。

周南市1 周南市2

視察の様子

周南市議会議場

(2)視察項目:議会改革の取り組みについて視察先:福知山市

概要

福知山市は、平成18年1月に市町村合併し、人口が約7万9千人、市の面積は約553平方キロメートル。

議員定数は、現在の26人から24人に改正する条例が、平成29年5月に施行され、次の一般選挙から適用されることになっている。(議員任期:平成31年4月30日)

議会基本条例を制定し、議会の活性化と議会改革として、「情報公開の推進」、「市民参加の推進」、「議会の機能強化」を掲げている。

常任委員会は、4委員会のほか、予算審査委員会、決算審査委員会が設置されている。

議案の賛否、また、政務活動費の使途・収支報告について、議会だよりおよび市議会ホームページで公開されている。また、政務活動費については、平成29年4月より後払いとした。

議長、副議長、各委員長および副委員長の選出は、その職を志す者が所信表明を行い、ライブ中継を実施している。また、委員会審査などについても、ライブ中継、録画配信を行っている。

委員会および会派の行政視察の成果を市政への反映や政策提言などにつなげるため、報告会を実施、ライブ中継や録画配信を行っている。

議会報告会を、「座談会」(対話集会)形式で実施。各種団体のほか、公立大学の学生と、常任委員会の各テーマに沿って、グループディスカッションが行われた。また、各委員会においても、出張委員会を実施、各種団体との意見交換が行われている。

選挙権年齢が引き下げられたことに伴い、高校生フレッシュ議会を開催。京都府教育委員会の「法やルールに関する教育・研究」の指定校生徒が、一般質問の傍聴を行い、また、高校生議会に向け議員団が高校を訪問、質問事項のアドバイスを行った。

議会運営の効率化と議会の機能強化を図るためのツールとしてタブレット端末を導入。一般質問においても大型スクリーンに投影して、質問の内容や傍聴者の理解を高めるための補助として活用している。

所感

議会報告会が毎年実施されているが、途中からマンネリ化となり参加者の減少がみられたことから改善が必要となり、対象を団体に移行したり、座談会形式に移行したりしながら継続されている。報告会を実施されている他議会は、参加者の減少や固定化、要望・陳情等の場になっているなど課題がある中、福知山市議会は、課題を検証し改革が行われていた。

行政視察報告会は、公開で実施され、また、ライブ中継や録画配信が行われ、300~400件のアクセスがあり、市民の関心度も高い。

タブレット導入については、情報共有、情報伝達の速達性、情報検索の向上、また、住民説明会での使用など導入効果が実感されている。タブレット導入については、メリット・デメリットを研究しながら、導入効果が十分図られるよう、執行部側とも協議しながら、検討すべきと感じた。

市議会から市長へ政策提言書が提出されている。これは、常任委員長の立候補の所信表明などで出され、約1年半かけて調査研究し、議会政策検討会議で過半数の同意が得られれば市長に提言書を提出している。調査研究したことを市民に還元するため、政策立案し、政策提言につなげるこの取り組みこそが真の議会活動と感じた。

福知山市1 福知山市議会3

視察の様子

福知山市議会議場

問い合わせ

議会事務局 

〒847-8511 佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-72-9162