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更新日:2022年7月7日

麻しん(はしか)・風しん

1歳になったらなるべく早く第1期の予防接種を受けましょう。第2期の接種は、小学校就学前の1年間(幼稚園、保育園などの最年長クラス)で受けましょう。

麻しん(はしか)・風しんとは

麻しん(はしか)は、麻しんウイルスの感染によって起こります。感染力が強く、飛沫・接触だけではなく空気感染もあり、予防接種を受けないでいると、多くの人がかかり、流行する可能性があります。典型的なはしかは、高熱、せき、鼻汁、眼球結膜の充血、めやに、発疹を主症状とします。最初の3~4日間は38℃前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うと、また、39~40℃の高熱と発疹が出ます。高熱は3~4日で解熱し、しだいに発疹も消失します。しばらく色素沈着が残ります。主な合併症として、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎などが報告されています。

風しんは、風しんウイルスの飛沫感染によって起こります。潜伏期間は2~3週間です。典型的な風しんは、軽いかぜ症状ではじまり、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹などが主症状です。そのほか、眼球結膜の充血もみられます。合併症として、血小板減少性紫斑病、脳炎、まれに溶血性貧血などが報告されています。大人になってからかかると重症になります。妊婦が妊娠20週頃までに風しんウイルスに感染すると、先天性風しん症候群と呼ばれる先天性の心臓病、白内障、聴力障がい、発育発達遅延などの障がいを持った子どもが生まれる可能性が非常に高くなります。

対象者

第1期:1歳児(生後12か月以上24か月未満の人)

第2期:小学校入学前の1年間(5歳以上7歳未満であり、小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にある人)

接種方法

接種費用は無料です。予診票と母子健康手帳を持って指定の医療機関で接種してください。

1期の予診票は、出生届のときに渡した予防接種予診票つづりに入っています。

2期の対象者には、麻しん風しん予防接種予診票を送ります。

麻しん(はしか)・風しんの単独ワクチン接種

麻しん(はしか)・風しんの単独ワクチンの予防接種を受けることもできます。

麻しん(はしか)・風しんの単独ワクチンの予防接種を受けるときは、それぞれの予診票が必要になります。

問い合わせ

唐津市保健センター 

〒847-0861 佐賀県唐津市二タ子1丁目5番1号/唐津市健康サポートセンター「さんて」内

電話番号:0955-75-5161

佐賀県健康増進課感染症対策担当
電話番号:0952-25-7075
唐津保健福祉事務所健康推進課
電話番号:0955-73-4186