ホーム > 教育・文化・スポーツ > 文化 > 市民会館50周年にまつわるエピソード
ここから本文です。
更新日:2021年3月11日
唐津市民会館は、大ホールや会議室、結婚式場、曳山展示場を有する文化施設として、昭和45年10月31日に開館し、50周年を迎えました。
開館50周年を記念し、唐津市では2020年10月から2021年1月まで、市民会館にまつわるエピソードや思い出を募集しました。
市民の皆さんから応募があったエピソードをご紹介します。
唐津市神田、80代女性
1976(昭和51)年、民放の「家族そろって歌合戦」という番組が市民会館であり、長姉、私、姪の3人でチームをつくり、応募200組あまりの中から予選を通り、本番に挑みました。
本番の時は、大勢の人でドキドキでしたが、一生懸命に歌いました。でも、1回戦で負けました。それでも楽しかったです。
その時の司会者は、漫才のテンヤワンヤさんで、ゲスト歌手は田端義夫さんと藤圭子さんでした。唐津の名所などを聞かれたので、私は七ツ釜のことを話しました。そして、1人6,000円の出演料をいただきました。今は懐かしい思い出です。
写真は、1回戦の様子です。
唐津市鏡、70代女性
文化会館(現在の市民会館)で第1回目に行われた成人式に出席した時の写真です。とても懐かしい写真です。
写真は、1971(昭和46)年1月15日撮影
唐津市北波多、60代男性
45年前に井上陽水と海援隊のコンサートを見に行きました。当時は、市民会館の窓口に行って自分で好きな席を選べました。井上陽水は自腹でチケットを買い、海援隊は何かに応募しチケットが当選したのを覚えています。当時は、九州で音響設備が一番だと言っていました。
太鼓・民舞フェスタは、2020年2月23日の開催で19周年を迎えました。初回に文化体育館で開催した以降は、ずっと市民会館で開催してきました。市民会館の大きな舞台で本格的な照明を浴びて演奏することができ、とてもうれしかったです。
これまで、たくさんの太鼓や民舞の団体で、皆様に元気を伝えることができました。
ありがとうございました。
写真は、2020年の太鼓・民舞フェスタの様子です
唐津市、70代元市職員
入庁して間もないころ、文化会館(現在の市民会館)にあった結婚式場で約2年間、巫女さんを務めました。
もう一人の職員と交互に務め、たくさんの方々の幸せの門出に立ち会えて幸せでした。
完成したばかりの大きな施設で、唐津神社の宮司さんたちに挙式を執り行ってもらえるとのことで、数え切れないほど多くの申し込みがあったのを覚えています。
市職員になったのに、まさか巫女さんをするとは思っておらず、今となっては良い思い出です。
唐津市山本、90代男性
1950(昭和25)年に結成された絵画グループ「ゴタール会」に設立時から所属しています。
市民会館が開館した年から今までずっと、市民会館で市民文化祭として展示をさせてもらってい
ます。
初回から13回目までは参加記念品が配られていました。
第1回目は赤獅子、2回目は鏡山と唐津城、3回目は書、4回目は俳句など、さまざまなテーマの手
ぬぐいでした。
とてもうれしく、大切に保管しています。
市民会館ができて初めての文化祭に出展した際、建物の大きさに圧倒されたのを覚えています。
それまでは、お店の空きスペースなどで開催していたので、明るい照明の下、しっかりとした展
示パネルに作品を掲示することができ、大変うれしかったです。
市民会館の魅力は、なんといっても眺望のすばらしさだと思います。
文化祭の休憩の時に窓から外を眺めると、高島や唐津城がすっきりと見え、癒されました。
文化祭を通して、たくさんの方と出会うことができました。市民会館には感謝の思いでいっぱい
です。
問い合わせ