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更新日:2018年3月20日

平成29年度第2回唐津市総合教育会議結果

とき

平成30年2月21日(水曜日)13時30分から14時25分まで

ところ

唐津市役所議会棟2委員会室

出席者

峰市長

稲葉教育長、冨永教育委員、森田教育委員、坂本教育委員、宮﨑教育委員

事務局

(企画部)

小形部長、堀田副部長、牟田係長、笠丸企画政策課副主査

(教育委員会事務局)

金嶽部長、中尾副部長、栗原教育総務課長、佐々木学校教育課長、櫻井学校支援課長、荒田東部学校給食センター長、橋爪図書館長、加茂幼稚園長、中村係長、岡田係長

議題

  • 小学校の統廃合について
  • 小中学校普通教室等空調設備整備について
  • 子どもの貧困対策について
  • 給食無償化について

結果概要

1.小学校の統廃合について

統廃合の検討状況および課題などについて教育委員会事務局より説明。

主な意見は次のとおり。

稲葉教育長

  • 複式学級数としては、東唐津小学校、伊岐佐小学校、切木小学校がそれぞれ1つ、竹木場小学校、大良小学校、平原小学校がそれぞれ2つとなっている。
  • このうち切木小学校については平成30年度入学の生徒が5人の予定となっており、このままでは31年度には切木小学校も複式学級数が2つとなってしまい、高峰中学校区の3つの小学校がそれぞれ2つの複式学級をもつことになる。
  • 県費負担の教員も病休や育休などで人手が足りていない状況のため、特に複式学級が2つとなっている小学校については、本気で統廃合を考えなければならない。

冨永教育委員

  • 統廃合は進めていく必要があるが、地域に学校がなくなるとコミュニティが衰退してしまうため、何らかの対策が必要になってくる。

峰市長

  • 保護者へのアンケートでは約50%が統廃合に賛成という声があるが、一方で38%は反対されている。

稲葉教育長

  • 保護者は理解していただける方も多いが、その上の世代の方々は自身が通われた学校がなくなるのは反対という意見が多い。
  • しかしながら根気強く説明をしていけば、少しずつ理解を示していただける。

峰市長

  • 海青中学校の例のように、ある程度保護者の理解があると統廃合も進みやすい。

森田教育委員

  • 地域防災の観点から、統廃合した後の校舎の活用を考える必要がある。災害が起きた際に避難できるようにしておくと、地域の理解も得やすい。

事務局

  • 閉校した施設としては、神集島小学校、厳木小学校平之分校、打上中学校がそれぞれ活用されているが、行政や企業が主体とならなければ活用は難しい。

坂本教育委員

  • 少子化が進み、統廃合もやむを得ないと思うが、通学距離の問題などもある。子ども達や保護者に不便のないよう対策を考える必要がある。

稲葉教育長

  • 統廃合を検討する必要のある学校のうち、平原小学校と玉島小学校の統合に関しては、少しずつ理解を示されている。

2.小中学校普通教室等空調設備整備について

平成30年度当初予算案に計上している中学校普通教室等空調設備整備事業について教育委員会事務局より説明。

主な意見は次のとおり。

稲葉教育長

  • 第一中学校や浜玉中学校など校舎が新しい学校は既に空調が整備されているが、その他はまだ整備されていない。ちなみに県内の整備率は47.2%となっている。

坂本教育委員

  • 夏場はどこの家庭でもエアコンをつけるのが当たり前の状況のなか、教育環境の改善を考えると、やはりクーラーの設置は必要と思う。

峰市長

  • 九州市長会でも話題に挙がっていたが、クーラーの設置はPM2.5対策としても効果がある。全ての学校に設置すると約15億円の設置費用がかかるため、順次導入していきたいと考えている。

稲葉教育長

  • 県内では多久市、嬉野市、神埼市で100%整備済となっている。全ての学校で空調が整備されていることもあり、夏休みを短縮するかどうかという議論もなされている。

峰市長

  • 年間維持費は4千万円程度となるが、財源としてはボートレースの収益金が見込まれる。

森田教育委員

  • 冬場の使用も想定しているのか。

事務局

  • 基本的には夏場のみの使用を想定している。4千万円の維持費も夏場の使用のみで算出したもの。

坂本教育委員

  • 普通教室から優先して整備していくのか。

事務局

  • まずは特別支援学級を含む普通教室と学習相談室から設置する予定としており、それらが全て完了した後、音楽室や理科室などの教室への設置を検討する予定としている。

3.子どもの貧困対策について

日本財団の「子どもの貧困対策プロジェクト」について教育委員会事務局より説明。

主な意見は次のとおり。

坂本教育委員

  • 日本財団の子どもの貧困対策プロジェクト事業に対して、市内の団体から申請はあがっているのか。

事務局

  • 現在準備中の団体はある。他にも可能性のある団体がいくつかある。

森田教育委員

  • 初期投資に3千万円、運営費は3年間に限り2千万円となっているが、その後はどうなるのか。

事務局

  • 4年目以降は自主財源で運営してもらうことになるが、国の施策として子どもの貧困対策を推進しているため、今後何らかの動きがあるかもしれない。

冨永教育委員

  • 唐津市の子どもの貧困の実態はどうなっているのか。

事務局

  • 国の調査では12.4%というデータがあるが、唐津市でも正確な状況を把握するため、まずは実態調査をする必要があると考えている。

稲葉教育長

  • 唐津市でも菜畑や呼子などで子ども食堂の取り組みが広がっている。

峰市長

  • そのような取り組みが少しずつ広がっていくとよい。「貧困」というとイメージが悪いが、子どもの居場所づくりが重要だと考えている。学校の先生からは、給食のない夏休み期間中に痩せてくる子どもが実際にいるという話も聞く。
  • アンケートを実施するにしてもどのような内容にするのか難しい面もあると思うが、まずは実態把握が必要と考える。

森田教育委員

  • NPO団体は立ち上げ当初こそメンバーの志も高いが、それを3年、5年と維持していくのはなかなか難しい。継続していくための支援も必要。

4.給食無償化について

学校給食の無償化に関する課題などについて教育委員会事務局より説明。

主な意見は次のとおり。

峰市長

  • 小中学校合わせて給食を無償化するには年間5億円の費用負担が発生するが、例えば市職員の年間の時間外勤務手当が約8~9億円かかっており、子どもや家庭のためを思うと、財源は捻出できないこともない。
  • 無償化に向けては、まずは第一中学校と第五中学校の選択式弁当給食方式を解消する必要がある。
  • クーラーの設置は中学校から、給食無償化は小学校から順に進めていきたい。

坂本教育委員

  • 第一中学校と第五中学校も保護者へのアンケート結果では概ね賛成という意見が出ているようだ。

事務局

  • 無償化に向けた課題としては、給食費未納者への対応もある。

峰市長

  • 給食費の未納に関しては、児童手当を担保にしている自治体もあると聞く。

坂本教育委員

  • ひとつ心配なのが、給食費が無償化されることで市の財政が圧迫されることになるが、何でも自治体がやってくれるという意識が広がってしまう懸念がある。なかには修学旅行の費用まで自治体が負担している例もある。

峰市長

  • 現在、東部学校給食センターの拡張を予定しており、次は西部学校給食センターの整備が控えている。東西2箇所の給食センター設置によりリスク分散の効果もあり、将来的には民営化を視野に入れている。

稲葉教育長

  • 県内では太良町が完全無償化を実施している。

坂本教育委員

  • 太良町では子育て環境の充実に力を入れ、人口減少対策に取り組んでいるようである。

峰市長

  • 無償化の実現に向け、引き続き皆様からのご意見をいただきたい。

その他

峰市長

  • 来年度当初予算では、セカンドブックとして、3歳児を対象にした絵本の配布を予定している。

冨永教育委員

  • 市内には近代図書館のほかに相知図書館もある。子ども達の教育環境を考えると、ぜひ存続させてほしい。

峰市長

  • 図書館では武雄が有名であるが、唐津でも借りやすく貸出もしやすいようにサービスを充実していければと思う。最終的には民営化も視野に入れる必要があるだろう。

森田教育委員

  • 図書館は歴史資料などを適切に保管する役割もあるが、武雄図書館では資料を廃棄してしまったなどの問題があっていたので、その点に関しては気をつける必要がある。

峰市長

  • 唐津の場合は資料を分散して保管しているが、歴史的な価値のある資料などに関しては、保存の技術も重要になってくる。

稲葉教育長

  • 今回は話題に上らなかったが、来年度中には唐津幼稚園の今後の方針について結論を出すことになっている。

森田教育委員

  • 公立幼稚園はサービスを充実しすぎると民業圧迫の批判もあるため、今後のあり方を検討するにしても難しい。

稲葉教育長

  • 唐津幼稚園のあり方について、教育委員会としてはあくまで教育の論理で考えていきたい。

会議資料

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