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更新日:2021年5月1日
75歳以上の人の医療費については、急速な高齢化の進展や生活習慣病の増加などによって、その医療費総額が年々増加の一途をたどっています。また、今後においても、ますます増大することが見込まれています。
特に、75歳以上の人の心身の特性として、複数の病気にかかったり、治療が長期にわたる傾向があります。
そこで、お医者さんにかかるときのちょっとした心がけと健康づくりで、医療費を確実に節約することができます。次のことを参考に、私たちにもできる医療費節約術に取り組んでみましょう。
医療費増加の最大の予防法は、何と言っても健康づくりではないでしょうか。
まずは、毎日の生活習慣を見直して、健康の3原則である栄養・運動・休養に努め、しっかりと自己管理することから始めましょう。
かかりつけ医を決めておくと、家族の病歴などを把握したうえで診療してもらえます。気軽に相談できるかかりつけ医を持ち、病気が悪化する前に早めの受診を心がけましょう。
一つの病気で、複数のお医者さんにかかることを重複受診と言います。
安易にお医者さんを変えると、再び初診料がかかるだけではなく、同じような検査・処理・投薬などを繰り返すことにつながり、最悪の場合には、重複した治療や投薬が病状を悪化させることもあります。
やはり、一貫した治療を受けるためには、お医者さんの掛け持ち(重複受診)をやめて、かかりつけのお医者さんにかかりましょう。
医師や薬剤師の指示に従い、薬の適切な用量・用法を守ってこそ、その効果があります。自分の勝手な判断で量を加減したり中止したりすると、薬が効かなくなったり、体にも悪影響をおよぼしたりする場合があります。
くれぐれも、薬は正しく使いましょう。
診療時間外や休日にお医者さんにかかると、本来の診療費のほかに、割増料金が加算されます。緊急の場合などを除き、必ず診療時間内にお医者さんにかかるようにしましょう。
問い合わせ
佐賀県後期高齢者医療広域連合
佐賀県佐賀市大和町大字尼寺1870番地
佐賀市大和支所3階
電話:0952-64-8476