ホーム > 市政情報 > 広報 > まちかどリポート > 過去のリポート > 2015年 > 4月 > 花と器の縁結び展(平成27年4月29日、坂田あや子)

市民による まちかどリポート

まちかどリポート トップへ戻る

  • まちかどリポートとは?
  • 市民リポーターになりませんか?
  • 市民リポーター

ここから本文です。

更新日:2015年5月7日

花と器の縁結び展(平成27年4月29日、坂田あや子)

花器と眼鏡のディスプレイ

4月29日(水曜日)から5月5日(火曜日)まで第4回唐津やきもん祭りが開催され、大勢の人が唐津を訪れました。

唐津くんちの時には、この皿に卵焼きが盛りつけられる

やきもん祭りの開催期間中、「唐津のまちなかの商店街でも何か協力できないものか?」と橋村陽子さんが、急きょ商店街の人々に呼びかけ協力を求められました。テーマは「花と器の縁結び展」。家にある唐津焼の器を中心に、店中や店先を花で飾ろうとの呼びかけに、24店舗が協力をされました。橋村さんの店先は、眼鏡と唐津焼の器に生けられたお花でお客様をおもてなし。店内に入ると、唐津くんちのときに盛り付けられる唐津焼の皿も花器へと大変身していました。他にも野沢菜、クジラと根菜類の煮物を盛り付ける鉢が、花器として使用されていました。本来は、茶の湯の道具でなかったものを茶の湯に道具として用いる「見立て」。同様に食器を花器に用いる見立てのすばらしさ、第4回唐津やきもん祭りの「食と器の縁結び」を意識した粋なおもてなしのこころの表現に感動しました。橋村さんは、「今回急な呼びかけだったが、今後はもっと幅広く商店街の人々の協力により、輪が広がっていってほしい。」と話をされていました。

茶店舗を引き継ぐ篠﨑さん親子

商店街の他のお店をのぞくと刀町の茶店舗内では、ご先祖が、唐津藩主から拝領された献上唐津の大皿と花器を「花と器の縁結び展」のためにお披露目されていました。この機会に陽の目をみることができたこの唐津焼は、江戸後期200年以上前の器だと聞きました。

江戸後期、ご先祖が拝領した献上唐津の花器

この店の篠﨑邦夫さんは、「年に数回、このようなイベント開催時には、協力していきたい。」息子さんの篠﨑泰介さんは、「商店街の各店舗にはそれぞれの歴史、文化、伝統がある。それを知ってもらうためにもいい機会。お店のPRをしていくことでご縁にもつながるのでは」と話をされました。

店先の唐津焼の火鉢に生けられた花

紙文具店の店先には、唐津焼の火鉢を用いて生けられているお花。

唐津焼の梅干漬?用の壺とバッグのコラボ

カバン店の店先には、梅干しを漬けた?と思われる唐津焼壺。お蔵入りしていたこの壺にもお花が生けられバッグとともにディスプレイ。他にもお花を自作の花器に生けられた野の花や自宅の庭で摘んできたお花が花器に生けられたりと商店街の店舗内、店先でも楽しめ、新しい発見がありました。訪れた人々もお花を観て心を癒されていました。焼き物を楽しむことが面白し、なにより商店街のお店の人とのコミュニケーションを楽しむきっかけとなったのが一番でした。その店には、その店ならではの知恵や技術が潜んでいます。それを発見することが面白い!そう実感した今回のリポートでした。次にも新たなご縁がつながることを期待します。
(取材地:唐津市刀町、呉服町)

問い合わせ

市政広報課 

〒847-8511 佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-72-9189