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更新日:2015年6月15日

唐津と韓国の架け橋に~日本の伝統・文化を伝えるボランティア精神~(平成27年6月5日、坂田あや子)

韓国麗水市からの派遣職員金光鎬(きむがんほ)さん

「唐津の街、海がきれい。唐津の人は親切。私の故郷と似ている。」と唐津市の印象を語ってくれる金光鎬(きむがんほ)さん。

職場で資料をもとに勉強する校正

唐津市役所の国際局国際交流課に韓国麗水(ヨス)市から1年間の派遣任務を終え、もうすぐ帰国されます。唐津に来た当初、言葉や交通の便などに苦労し、寂しい気持ちになったこともあったとのこと。そんな時、自宅から歩いて行ける唐津市の観光名所である旧高取邸を訪問したとか。日本の伝統文化が凝縮された旧高取邸の素晴らしさに心を打たれ、韓国語でも奥深い日本の伝統文化を伝えることができないものかと思ったそうです。昨年11月~12月にかけての約1ヶ月半、毎日、旧高取邸へ足を運び、観光ガイドボランティアができないものかと猛勉強を続けたとか。金さんの資料、ノートには、旧高取邸の日本語の説明を韓国語に直し、ラインマーカーで重要なところなどチェック。「わからないことは、とにかく聴き、メモを取る」をモットーに、本来の説明文にさらに詳しく調べて作成した資料は、努力の結晶です。

旧高取邸について猛勉強された資料

高取邸でお気に入りの場所は、能舞台で、音の響きの素晴らしさに感動。そして蛍絵も気に入っているそうです。通常、30分のボランティアの旧高取邸のコース、韓国の大学生が来た時は、1時間半も熱心に説明をしたとか。今年2月に韓国麗水市の市職員さんたちが唐津を訪問したときも案内し、唐津のPRもしたそうです。また、韓国の小学校の先生が、1人でオルレを目的に唐津を訪れたときにも、旧高取邸で能、茶、花など日本の文化や建物の建築技術、奥の深さについて詳しく説明したそうです。その後、先生は韓国に帰り、10日間の日本滞在中、唐津を気に入り、2日間滞在した唐津の旅の思い出をブログで発信。それが、韓国の大きな新聞社の目に留まり、韓国から唐津に取材に来られたとか。まさに金さんのおもてなしの心が、唐津と韓国の架け橋となり実を結んでいます。

韓国麗水市職員に説明をする金さん

金さんは、もともと社会福祉分野が専門。帰国後は、韓国の大学で講師としても教壇に立っているので、学生たちに日本のボランティアシステムのことを教えたいと考えられています。それは、唐津市で開催された「完全復元伊能図全国巡回フロア展」のときに、高齢者の人たちの知識、知恵、責任感を持たれ活動されていたボランティアの姿を観て感動した理由からとか。韓国にこのことを持ち帰り、韓国に似合ったボランティアのスタイルにアレンジしたいという目標を持たれています。私も金さんから、ボランティアのあり方、そして海外からの観光客の人びとへの気遣いと対応を学びました。残すところ日本の生活もあとわずか。今後のご活躍に期待します。(取材地:唐津市)

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市政広報課 

〒847-8511 佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-72-9189