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更新日:2019年10月18日

「避難所」運営についての講演会~女性の視点で考えてみましょう~(令和元年10月16日、城谷祥子)

体験や意見の発表

非常事態に避難所をどうしたらよいか、女性の視点で考えてみましょう、という講演会が10月14日(月曜日)に佐賀県地域婦人連絡協議会の主催で開催されました。

唐津防災士会の田中さんのお話

台風19号の甚大な被害が各地で明らかになりつつあります。
佐賀県においても、8月には記録的な豪雨で被害を受けました。
避難所での生活を余儀なくされた方も多くいらっしゃると思います。
まさにそんな今だから必要と思われる講演会でした。
まず、講演に先立ち唐津防災士会の田中さんのお話がありました。

唐津市防災マップ

「自分が住んでいるところがどういうところなのかを知ることが大切です。
唐津市が配布した『防災マップ(ハザードマップ)』でそれを知ることができますし、
非常時持ち出し品リストなど便利なページもあるので、活用してください」などのお話がありました。
唐津市のホームページに『防災マップ(ハザードマップ)』の使い方の動画やダウンロードリンクもあります。
自分の地区について一度見ておく必要があると感じました。

講師の池田恵子先生

次に講演です。
講師は、静岡大学教育学部教授・同防災総合センター兼任教員・減災と男女共同参画研修推進センター共同代表、池田恵子先生です。
先生の調査・研究から見る避難所運営のあり方、問題点などについて話されました。
昨年の西日本豪雨災害の時には、先生ご自身も被災地に入られたそうですが、避難所を自主運営できないところは、たいへん悲惨な状況になってしまう、と実感のこもったお話でした。

女性の視点を強調されました

また、避難した先が誰でも安心して居られる状態でなければ、人は避難しようと思わない。
多様性への配慮が必要です、とのこと。
そのためには、避難所の設置・運営にもっと女性の視点を生かすこと、女性が意見を言うことが必要だと力説されました。
例をあげれば、仮設トイレの設置場所一つをとっても、夜間暗い場所や建物の陰に設置されていて危険を感じたり、また乳幼児連れの人や障がいのある人などにとって居づらい避難所であったり、ということです。
そのような被災困難を回避するためには、ぜひ女性の視点を生かしてリーダーシップを発揮してください、と重ねて強調されました。

シミュレーション意見交換

その後、「やってみよう!避難所運営のシミュレーション」と題し、大きな地震後にあなたが避難所に行ったという設定で「こんな時どうしますか?」という課題が何例か話し合われました。
数人から意見が出されましたが、今夏の豪雨で実際に炊き出しに加わった人の実感のこもった意見もあり、有意義なシミュレーションだったと思います。
災害の後の避難所という非日常の場面で、いかに被災困難を少なくするか、たいへん難しい問題だと思いましたが、もしもの災害のことを具体的に考え、
いざという時には自分たちで避難所を運営する意識を持つなど、認識を新たにすることが必要だと実感した講演会でした。
講演会の参加者は約110人。その約半数が唐津市内から、残りの半数は大町・小城市・三養基町・嬉野市・有田町・佐賀市などからで、皆さんの関心の高さがうかがえました。
(取材地:唐津市呼子町殿ノ浦、呼子公民館)

問い合わせ

市政広報課 

〒847-8511 佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-72-9189