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更新日:2020年1月1日

県指定史跡 岸岳城跡

岸岳城(きしだけじょう)は、唐津市北波多と相知町の境にそびえる岸岳山頂にあり、唐津城から南へ約10kmに位置する中・近世の山城です。南北朝時代(1336~1392年)に力を蓄え、戦国時代には上松浦党の盟主として活躍した、波多氏の居城として知られています。
江戸時代(1603年以降)に入ると北波多一帯も唐津藩初代である寺沢氏所領となり、この時、竪堀(たてぼり)や堀切(ほりきり)を多用した土造りの城が、石垣造りに大きく作り変えられました。

石垣には主に粗割された石材が用いられていて、その幾つかには幅10cmから15cm程度の矢穴が残っています。これらの石材は、城域内の作事の際に切り出した岩盤を加工したものと考えられます。
城跡からは、全て採集品ですが、瓦と陶磁器片が出土しています。これらの瓦の中には、名護屋城跡や唐津城跡と同氾(どうはん)の軒丸瓦(のきまるがわら)が存在します。

 

水の手曲輪上段櫓

岸岳遠景

 

 

唐津市北波多稗田帆柱・岸山城

 

唐津市相知町佐里・坊中国有林

指定年月日:平成8年11月15日

種別:史跡

問い合わせ

生涯学習文化財課 

〒847-8511 佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-72-9171