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更新日:2020年1月1日

県指定史跡 島田塚

島田塚は6世紀前半に造られたと考えられている全長30mの前方後円墳です。
石室内からは金銅製品が出土しています。

唐津市北部の鏡山周辺には大小の古墳が数多く分布しています。島田塚は鏡山の西麓、標高約10mの砂丘上に位置し、主軸をほぼ東西に、後円部を東側にとった比較的小型の前方後円墳です。全長33.4m、後円部径17.4m、前方部幅16m、後円部高4.5m、前方部高3mです。

内部主体は短室の横穴式石室で、古墳の主軸に直行するように後円部の中央に設けられ、南に開口しています。

玄室は奥壁幅2.7m、長さ3.8m、羨道は長さ4.1m、幅約1mで、長方形の玄室に比較的長い羨道(せんどう)を持ちます。玄室は自然石を持ち送りながら積み、天井部に到ります。玄室と羨道との境には仕切石が認められます。玄室の奥壁側には長さ2.4m、幅0.8mで、6個の縄掛突起を有する砂岩くり抜きの船形石棺が置かれています。ただし蓋を欠失しています。

明治43年に発掘され、昭和8年に再調査が行われました。出土遺物には、挂甲(けいこう)、冑(かぶと)、鉄刀、鉄鏃(てつぞく)、馬具、方格規矩鏡(ほうかくきくきょう)、六獣鏡、金銅製冠、金銅製三輪玉、銅鋺(どうわん)、銅釧(どうくしろ)、勾玉、管玉(くだたま)、須恵器などがあります。6世紀前半の築造と推定されます。

島田塚近景

唐津市鏡山添

指定年月日:昭和47年3月29日

種別:史跡

問い合わせ

生涯学習文化財課 

〒847-8511 佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-72-9171