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更新日:2018年8月1日

県指定史跡 獅子城跡

獅子城獅子城跡(ししがじょうあと)は、厳木町浪瀬地区の北方にそびえる白山(標高228m)に位置します。頂上部は砂岩質の岩山が箱形状に突起したような急峻な景観をなして、眺望に優れ、北方の岸岳城と対峙します。
中世末には、松浦党の一統である鶴田氏の居城でしたが、松浦党の盟主波多氏が豊臣秀吉から改易されると、鶴田氏は多久に移り、一旦廃城となります。その後唐津を領有した寺沢広高により、現在城内で見られる石垣造りの城に改修されています。しかし、改修から十数年後となる元和元年(1615)の前後に再び廃城となり、現在に至ります。

縄張りの基本構成は、西端最高所を本丸とし、尾根沿いに二の丸・三の丸を配置しており、本丸の南帯曲輪状の曲輪が巡っています。崖下の駐車場より東の尾根上には出丸的な曲輪があり、さらにその東にある尾根を断ち切る大きな堀切が、城の東限をなしています。各曲輪は石垣による構築を基本として、天然の要害地を一層堅固なものにしています。
獅子城跡は、中世段階の城郭の縄張りを基本的には継承しつつ、完成した虎口(入口)や定型化された石垣構築技術の導入など、近世段階の城郭への変遷を示しており、遺構の残存状況も極めて良好で、中世後期から近世の城郭として県下を代表する城跡の一つです。

 

唐津市厳木町岩屋・浪瀬

指定年月日:平成3年3月30日

種別:史跡

問い合わせ

生涯学習文化財課 

〒847-8511 佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-72-9171