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更新日:2019年9月11日

草伝社(旧井手家住宅)店舗兼主屋・倉庫が国の登録有形文化財に登録されました

令和元年9月10日、唐津市の草伝社(旧井手家住宅)店舗兼主屋・倉庫が新たに国の登録文化財原簿に登録され、市内での登録有形文化財(建造物)の合計は9か所13件となりました。

建物概要

名称

草伝社(旧井手家住宅)店舗兼主屋・倉庫(そうでんしゃ(きゅういでけじゅうたく)てんぽけんしゅおく・そうこ)

所在地

唐津市北波多徳須恵字前田

年代および構造形式

店舗兼主屋

明治後期建築(伝聞)/木造二階建、瓦葺

倉庫

明治後期建築/木造二階建、瓦葺

建物について

草伝社(旧井手家住宅)店舗兼主屋・倉庫は唐津市北波多旧徳須恵宿の元商家で、北波多村の初代村長を務めた井手豊助が明治後期ごろに質店兼住居と倉庫として建てたと伝わっています。

店舗兼主屋は、路地に西面して建つ切妻造桟瓦葺(きりづまづくりさんがわらぶき)の2階建てで、北に土間、南に二列四室を配して南列奥を客座敷とし、北の落棟(おちむね)に台所など、南の別棟に続き間の座敷が設けられています。2階は一空間の倉庫になっており、質倉として利用されていました。唐津の宿場町の景観を伝える大型町家です。また、店舗兼主屋北側に並んで建つ倉庫は、木造2階建て、切妻造桟瓦葺、外壁縦板張(がいへきたていたばり)で、南面中央に戸口を設け、西妻が路地に面しています。当初は店舗兼主屋に2階の渡廊下でつながっており、一体の収納空間として利用していました。唐津周辺の商家の伝統的な店構えを伝える附属建物です。

草伝社(旧井手家住宅)店舗兼主屋と倉庫は、良材を用い意匠を凝らした座敷が、建物構成とともに良好に残るなど、近代における北波多徳須恵の繁栄を示す重要な町屋建築であることが評価されました。

映画「青い山脈」の脚本執筆で知られる井手俊郎は井手豊助の孫にあたり、増築されたハナレで中学時代を過ごしたそうです。

現在は草伝社という屋号で、唐津焼の展示販売や茶道教室として活用されています。

 

 

草伝社(旧井手家住宅)店舗兼主屋

草伝社(旧井手家住宅)店舗兼主屋

 

 

草伝社(旧井手家住宅)店舗兼主屋座敷

草伝社(旧井手家住宅)店舗兼主屋座敷

 

草伝社(旧井手家住宅)倉庫内観

草伝社(旧井手家住宅)倉庫内観

 

 

 

問い合わせ

生涯学習文化財課 

〒847-8511 佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-72-9171