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更新日:2020年10月5日
イノシシは、もともと臆病な動物なので、普通の状態のイノシシは人に出会っても襲いかかってくることはほとんどありませんが、イノシシが興奮しているとき(牙を鳴らしているとき、毛を逆立てているときなど)には注意が必要です。
遠くでイノシシを見つけた時は、そのままイノシシから見えないところまで離れてください。
小さな子どものイノシシでも、近くに母イノシシがいるので近づかないでください。
普通の状態(人を気にしないでゆっくりと歩いている、エサを食べているなど)のイノシシと出会ったら、慌てて走り出したりせずに、落ち着いて、速やかにその場から立ち去ってください。
イノシシと出会った時に、大声を出したり、犬をけしかけたり、物を投げたり、棒で追い立てたりすると、イノシシが興奮して人を襲ってくる可能性があるので、イノシシを刺激しないでください。(イノシシが興奮した状態とは、牙を鳴らして音を出している、毛を逆立てている、慌ただしく走り回っている、地面を脚で引っかいている時などです。)
イノシシがケガをしている時や、迷って住宅地などに入り込んだ時には、興奮している可能性が高いので、イノシシを見つけたら速やかに安全な場所(ブロック塀の裏や家の中など、イノシシから見えないところ)へ避難してください。
イノシシにエサを与えると、民家の近くに居着いてしまう可能性があるので、小さな子どものイノシシでも、エサは絶対に与えないでください。
民家の近くにイノシシのエサとなる野菜くずなどを放置すると、イノシシのエサ場になってしまう可能性があるので、放置しないようにしてください。
一般的に野生のサルは、こちらから何もしなければ襲ってくることはほとんどありません。
サルに出会った時には、おどかしたり、刺激しないで落ち着いて、その場から立ち去ってください。
野生のサルはペットと違い人に慣れていませんので、むやみに近づくと襲われることがあるので、遠くでサルを見つけた時は、そのままサルから見えないところに離れてください。
サルと出会った時に、大声を出したり、物を投げたり、棒で追い立てたりすると、サルが興奮して人を襲ってくる可能性があるので、サルを刺激しないでください。
落ち着いて、速やかにその場から離れて、安全な場所に立ち去ってください。
サルと目線を合わせると威嚇されたと思い、人が視線をそらせた時に襲う場合があります。
サルの目を見ないでください。
エサを与えることにより、人を怖がらなくなり、人に慣れてしまうと、家に侵入してくるなど地域全体に被害が発生する恐れがありますので、エサは絶対に与えないでください。
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