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更新日:2023年12月26日

民間人材を活用した地方創生の取り組み

連携協定を締結しました

唐津市では、民間人材を活用した官民連携の取り組みにより、過疎地域における地方創生という、課題解決に向けた事業の推進を図るために、株式会社Another works(アナザーワークス)と「民間複業人材活用に関する連携協定」を締結しました。

締結日

令和5年4月7日(金曜日)

締結式

写真:株式会社Another works林代表取締役(右側)、峰市長(左側)

取り組みの概要

株式会社Another worksが展開する複業マッチングプラットフォームを活用し、唐津市に複業人材を登用する実証実験を行います。全国5万人を超える登録者に公募を行い、最適な登用者を決定し、過疎地域で取り組みを計画しているプロジェクトのアドバイザーとして委嘱します。

詳しくは、「自治体と複業人材による地方創生プロジェクト」特設サイト(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)を確認してください。

プロジェクト一覧

「日本一水がきれいなまち厳木」のブランディングを確立

国土交通省で毎年7月に公表されている全国一級河川の水質調査結果において、「水質が最も良好な河川」に過去10年間で4回選出されている厳木川(H27~29、R1)の魅力をいかしたブランド戦略を構築する。

道の駅厳木「風のふるさと館」の活性化

施設の集客を図るために、現状を分析し、さまざまなイベントを企画し実行していくことで、関係人口や交流人口を増やしていく仕組みづくりを行い、地域の進行を目指す。

七山地区の地域活性化と交流や移住を促進

地域おこし協力隊が活動を通して抽出した七山地区の課題を構造化して、地域活性化や交流・移住定住につなげるための効果的な戦略立案と事業の実施を目指す。

スケジュール

  • 公募開始:2023年4月7日
  • 公募終了:2023年4月21日
  • 登用者内定:2023年5月下旬
  • 就任式(業務開始):2023年6月1日~
  • 業務終了:2023年11月末
  • 最終報告会:2023年12月

 

アドバイザー5人の委嘱が決定しました

令和5年4月7日から21日までの2週間で民間複業人材を募集した結果、延べ66人の応募がありました。面談等による選考の結果、5人の委嘱が決定し、令和5年6月1日(木曜日)にオンラインの就任式を開催しました。

就任式

写真:オンライン画面の左上から早川氏・川合氏・土谷氏、左下から波多腰氏・佐藤氏・株式会社Another worksの牛山氏、峰市長(右側)

就任したアドバイザーの紹介

川合之(かわいやすゆき)氏(株式会社川合企画室)

就任したプロジェクト

「日本一水がきれいなまち厳木」のブランディングを確立

プロフィール

愛知県尾西市(現一宮市)出身。大学卒業後、27年間広告会社でコピーライター・クリエイティブディレクターとして、企業や自治体のブランドづくりやプロモーションに携わる。

2013年から企業やサービス・商品のブランディングをインターとアウターのコミュニケーションの両輪でサポートする「株式会社川合企画室」を立ち上げ活動中。

コメント

地域の財産である「厳木の水」をブランドの核にさまざまな分野の商品やサービスの魅力を磨いていきます。それらの集大成が厳木・唐津市のブランドづくりへとつながっていきます。

息の長い取り組みになると思いますが、その大切な最初の一歩をご一緒できることが楽しみです。

 

土谷司(つちたにしんじ)氏(シンビズ代表/DXビジネスプロデューサー)

就任したプロジェクト

「日本一水がきれいなまち厳木」のブランディングを確立

プロフィール

神戸大学卒、レスター大学経営学修士。

システムエンジニアとしてキャリアを開始。IT企業やマーケティング会社で組織マネジメントを担い、事業戦略の立案、マーケティング施策の策定・実行、DX推進、データ分析などを牽引。独立後「シンビズ」を立ち上げ、感情に訴えるマーケティング手法としてストーリーテリングの導入、DXを通じた中小企業の事業変革に尽力している。

コーギー犬の散歩が日課、映画鑑賞と小説執筆が趣味。

コメント

妻が陶芸関連の仕事をしていて、以前から馴染みがあり、自分自身も唐津焼が大好きで、せめて地域再生のお役に立てればと思い、応募しました。

 

佐藤也(さとうてつや)氏(地方創生コンサルティング)

就任したプロジェクト

道の駅厳木「風のふるさと館」の活性化

プロフィール

長年観光業界の仕事に従事。今ほど「ふるさと納税」が認知されていない2014年にOTA部門にいたことから、「体験型」の返礼品として「オンライン宿泊券」を企画開発し、多くの自治体に採用される。

その後、オリンピックの「レガシー」となる「返礼品」や地元の「道の駅」での「看板商品」の開発などに携わり、ふるさと納税(返礼品)、インバウンド(クルーズを含む)と道の駅のシナジー効果で地域経済の活性化を推進している。

コメント

「道の駅」は地域経済活性化の必須アイテムです。特にこれからは、「交流人口」のキーワードとなるインバウンドをより意識した取り組みを重視したいです。

 

波多腰太(はたこしふとし)氏(地方創生プレイヤー)

就任したプロジェクト

道の駅厳木「風のふるさと館」の活性化

プロフィール

地域の活性化を促進するため、4つの都市公園やスポーツ施設を指定管理者として、管理運営を行い、地域の仕組みづくりや場づくりに取り組む。

元福岡県の6次産業化プランナーや食の6次産業化プロデューサーとして活動し、食に関するノウハウやスキルをいかして、レセプションや企業向けの催事、飲食店舗・販売店舗の企画運営商品開発に携わる。

現在、福岡県内の地方自治体で、レジャー港開発事業の委託事業者として活動中。

コメント

転勤で九州に来て、そのまま移住し、第二の故郷となっています。唐津市は、九州に引っ越して家族と初めて旅行で訪れた場所。旅館の料理のおいしさと子どもに丁寧な接客サービスと唐津城内からの湾の眺望は今でも記憶に残っています。

早川寿(はやかわのぶひさ)氏(複業家、フリーランス)

就任したプロジェクト

七山地区の地域活性化と交流や移住を促進

プロフィール

東京都日本橋生まれ。サービスデザイナー&事業戦略家。外資系大手経営コンサルティングファームやスタートアップ企業(旧ライブドア社)を経て2009年に起業。現在は複業家として、スタートアップや新規事業の立ち上げ、社会起業家の伴奏支援、社会共創リビングラボなどに携わる。

ライフワークはニッポンの職人を応援する活動で、非営利団体のプロボノ役員も務める。事業のステージに合わせたビジネスモデル構築や顧客起点の経験価値づくり(エクスペリエンスデザイン)を得意とする。

コメント

事業戦略の策定と事業立ち上げを生業に、民間企業だけでなく、社会事業や社会起業家の支援、自治体の事業アドバイザーや総合計画策定の共創パートナー役としても携わらせていただきました。一緒に模索して描きつつ走りながら共創していけることを楽しみにしています。

最終報告会

令和5年12月21日に6か月間の実証実験で市の職員と委嘱したアドバイザーが連携して取り組んできたプロジェクトの実施状況を市長に報告しました。

各プロジェクトは職員を中心に関係団体と連携し、引き続き取り組みを進めていきます。

今回、各アドバイザーには、市の地方創生の推進に貢献いただいたことから感謝状を授与しました。

報告したプロジェクトの概要

厳木

【報告者】厳木市民センター集落支援員:横道亨

七山

【報告者】七山市民センター地域おこし協力隊:野田宗作、野田小百理

集合

写真:オンライン画面の左上から株式会社Another worksの宮田氏・早川氏・佐藤氏、左下から波多腰氏・川合氏・土谷氏、画面前左から厳木市民センター横道・峰市長・七山市民センター野田小百理・野田宗作

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問い合わせ

市長公室 

〒847-8511 佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-58-8093