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更新日:2022年6月8日
令和4年6月1日(水曜日)、佐賀県消防学校(佐賀市)で第45回佐賀県消防救助技術指導会が開かれました。県内5つの消防本部から総勢131人が出場し、日頃の訓練の成果を競いました。
唐津市消防本部からは救助隊員16人が7種目の競技に出場しました。
その結果、『ロープブリッジ救出』の荒巻チーム(荒巻裕太朗副士長、眞木勇己副士長、山口隼斗副士長、徳丸喬副士長)と井上チーム(井上良介士長、橋本侑樹副士長、森笙綺消防士、松本一海副士長)が7月22日(金曜日)に長崎県諫早市で開催される第50回九州地区消防救助技術指導会、『はしご登はん』の橋本侑樹副士長、『ロープ応用登はん』の井上チーム(井上良介士長、徳永大樹士長)が8月26日(金曜日)に東京都立川市で開催される第50回全国消防救助技術大会に出場することが決定しました。
今後も暑い夏に向け訓練を行いますので、応援よろしくお願いします。
消防隊員の日頃の訓練の成果を披露し、互いの知識・技術を交換することで消防救助活動に不可欠な体力、精神力、技術力を養うとともに、全国の消防救助隊員が一堂に会し、競い学ぶことを通じて、他の模範となる消防救助隊員を育成することを目的として、全国消防長会が主催し毎年開催しています。基礎訓練(個人競技)と連携訓練(団体競技)に分かれていて、安全確実性と所要時間で競います。
訓練種目 | ||
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ロープブリッジ渡過 (基礎) |
水平に張った20メートルのロープを、スタート地点から往路はセーラー(ロープに対して体が上)で渡り、復路はモンキー(ロープに対して体が下)で渡ります。
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はしご登はん (基礎) |
自己確保の命綱を結束したあと、垂直はしごを15メートル登ります。
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引揚救助 (連携) |
要救助者を含む5人1組で行います。2人が空気呼吸器を着けてスタート地点の塔上から塔下に降下し、要救助者を検索・発見後、二人抱きかかえ搬送で搬出し、ほかの2人と協力して塔上に引き揚げ、救助、脱出します。 | ![]() |
ほふく救出 (連携) |
要救助者を含む3人1組で行います。1人が空気呼吸器を着け、煙道の中を検索して要救助者を屋外に救出したあと、2人で安全地点まで搬送します。
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ロープブリッジ救出 (連携) |
要救助者を含む4人1組で行います。水平に張ったロープで対面する塔上に侵入し、要救助者を救出したあと、脱出します。
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ロープ応用登はん (連携) |
塔上から垂直に下されたロープを、器具を使わずに地上15メートルまで登ります。
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障害突破 (連携) |
補助者を含む5人1組で行います。4人がスタート地点からゴール地点までの経路内に設けられた5つの障害を、互いに協力して全員で突破します。 | ![]() |
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