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更新日:2023年2月13日
新年あけましておめでとうございます。水産業活性化支援センターの村山です。
唐津市では、平成24年度から九州大学と共同研究で「新水産資源創出研究プロジェクト」に取り組んでいます。
このプロジェクトでは、水産業の活性化と地域の活性化を目指して、唐津市相賀の水産業活性化支援センターで、マサバなどの完全養殖技術の開発、ケンサキイカの先端的研究、バイオ水産技術の開発を実施しています。
平成29年もあっという間に過ぎて、年末年始の慌ただしい日々がひと段落したところでしょうか。
唐津Qサバは一昨年の5月に産まれ、養殖場で大事に育てられた成魚の出荷がピークを迎えています。今回は、その唐津Qサバの出荷状況と、YouTubeに公開されたQサバのPR動画の紹介をいたします。
今年は、猛暑に伴う高水温のため夏場の給餌量を大きく制限しました。そのため、出荷サイズ(400グラム)までの成長がやや遅れましたが、9月下旬には大きく成長し、脂の乗りが良い「唐津Qサバ」の出荷が始まりました。
センター便り(Vol.21)でもお知らせしたように、昨年の種苗生産数は約90,000万尾と大幅に増加したことで、海面での養殖尾数も増加しました。そのため、今シーズンの出荷数は昨年に比べ3倍増となる見込みです。
出荷を担当する佐賀玄海漁協(唐津市海岸通)では、寒い中、毎週数百尾の「唐津Qサバ」を集出荷しています。現在は3か所の養殖場から週替わりで順番に魚を集荷し、主に活魚で出荷しています。
唐津しーまーと(唐津市海岸通)や、唐津うまかもん市場(唐津市久里)では水槽に泳がせて販売していますので、その場で活け絞めにして極めて新鮮な状態で購入していただくことができます。もちろん、旅館や飲食店などでは唐津Qサバを提供していますので、ぜひ一度そのおいしさを味わっていただければ幸いです。
Qサバを購入できるお店や食べられるお店についての情報は”完全養殖「唐津Qサバ」”のページでご覧いただけます。→唐津Qサバ取り扱い店一覧
品切れなどによりご注文に応じられない場合もありますので、事前に問い合わせてください。
前回ご紹介した唐津QサバのPR動画が完成し、YouTubeの唐津市公式チャンネルで公開中です。動画が公開された平成29年10月25日からの約2か月で1,500回視聴されています。
皆さまにもっと「唐津Qサバ」について知ってもらいたいとの思いで制作した動画です。ぜひご覧ください。
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