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更新日:2018年5月10日

水産業活性化支援センター便り~Vol.24

ご挨拶

こんにちは、水産業活性化支援センターの村山です。
唐津市では平成24年度から九州大学と共同研究で「新水産資源創出研究プロジェクト」に取り組んでいます。
このプロジェクトでは水産業の活性化と地域の活性化を目指して、相賀の水産業活性化支援センターでマサバなどの完全養殖技術の開発、ケンサキイカの先端的研究、バイオ水産技術の開発を実施しています。

今回は、平成30年度の唐津Qサバ種苗生産技術開発が始まりましたので、その様子をご紹介いたします。

唐津Qサバの種苗生産技術開発

“種苗生産開始!!”
以前にも紹介しましたが種苗生産の第1段階は、ふ化直後のサバの餌であるワムシ(プランクトンの1種)の培養(増やすこと)から始まります。center24-1


ワムシの使用量はふ化したサバの数にもよりますが、1回当たり数億匹にも上り、それを毎日数回与える必要があります。
ふ化した直後の仔魚(魚の赤ちゃん)は餌を食べられないとすぐに死んでしまうので、ワムシの培養は種苗生産行程の中でも最も重要な作業の一つになります。
現在は大きな角形の水槽や小型の丸型水槽を使って大量のワムシを培養しています。

 

 

次の行程は採卵になります。いい種苗を生産するためにはいい卵を産ませることが重要になります。このためセンターでは養殖業者さんにお願いして、その年の最も成長の良い親サバを譲り受け、早くからセンターの水槽で環境条件や餌の条件を整えて飼育し、丸々と太った健康な親サバに仕立てます。
春になって水温が上がってくると、親サバの成熟の状態を見ながら採卵の準備をします。
成熟が確認できればいよいよ採卵です。このとき、一度に大量の卵を得るために産卵のタイミングを合わせる必要があるので、成熟を一気に進めるための処理を施してタイミングを見計らって採卵します。

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以上のような行程を経て、今年も第1回目の採卵を行いました。現在は卵が孵化し、たくさんの仔魚が水槽で泳いでいます。
これから、センターや栽培漁業協会の方たちの手厚い世話を受けて約7~8cmの稚魚になるまで陸上で育てられます。
その後は養殖業者の方たちに引き継がれて海で大切に育てられ、約1年半後には唐津Qサバとしてデビューすることになります。

問い合わせ

水産課 

〒847-8511 佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-72-9130