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更新日:2023年2月1日
唐津市消防本部管内でスプレー缶の誤った廃棄方法により、ごみ収集車から出火する事例が発生しました。
スプレー缶には可燃性ガスが含まれていて、正しい使用と廃棄をしないと大変危険です。
全国的には、実際に誤った使用方法による死者も出ています。
これから夏を迎えるにあたり、バーベキューや花火を楽しむ人もいると思います。
そのときに使用するカセットこんろ、制汗スプレー、殺虫スプレー…
身近なところに危険が潜んでいます。
スプレー缶の構造は、基本的に缶の中にLPG(液化石油ガス)などのガスとともに薬剤を詰め込み、ガスの圧力を利用して、薬剤を噴射する構造になっています。
現在、スプレー缶のほとんどはLPGが使われていますが、LPGガスはブタン・プロパンなどを主成分とした液化した可燃性のガスです。ある意味、スプレー缶は小さなガスボンベとも言えます。
そのため、使用方法や廃棄方法を誤ると、たちまちスプレー缶に使われている可燃性ガスに引火して火災や爆発を引き起こす危険性があります。
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