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新型コロナウイルス感染症の予防接種費用を助成します
新型コロナウイルス感染症の全額公費による「特例臨時接種」は、令和6年3月31日で終了しました。令和6年度からは、予防接種法に基づく定期接種(B類疾病)として実施します。
予防接種を受けた人には、令和6年度から予防防接種済証を発行します。
新型コロナウイルス感染症予防接種の位置づけ
令和6年度から新型コロナウイルス感染症は個人の重症化予防を目的としたインフルエンザなどと同様のB類疾病に位置づけられました。
使用するワクチン
現在、新型コロナウイルス感染症の予防接種で使用するワクチンは5種類あります。どのワクチンを使用するかは医療機関によって異なります。詳しくは医療機関へ問い合わせてください。
mRNAワクチン |
組み換えタンパクワクチン |
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新型コロナワクチンQ&A(出典:厚生労働省ホームページより一部抜粋)
mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンは新しい仕組みのワクチンということですが、どこが既存のワクチンと違うのですか。
mRNAワクチンは、ウイルスのタンパク質を作る基になる遺伝情報の一部を注射します。体内で産生されるウイルスのタンパク質に対する抗体などが体内で作られることにより、ウイルスに対する免疫ができます。
「レプリコンワクチン」は、どのようなワクチンですか。既存のmRNAワクチンとどこが違うのですか。
レプリコンワクチンはmRNAワクチンの一つですが、接種されたmRNAが細胞内で一時的に複製されるように設計されていることから、既存のmRNAワクチンに比べてウイルスのタンパク質が作られる時間が長いという特徴があります。このため、既存のmRNAワクチンよりも強く免疫が誘導され、抗体の持続期間が長いことが確認されています。
「組換えタンパクワクチン」とはどのようなワクチンですか。
組換えタンパクワクチンは、新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質の遺伝子をもとに作られた組換えタンパク質を有効成分とするワクチンです。接種後、ヒトの体内でスパイクタンパク質に対する免疫が誘導されることで、新型コロナウイルス感染症の予防ができると考えられています。
助成回数
各年度に1人1回
実施期間
令和6年10月1日(火曜日)から令和7年3月31日(月曜日)まで
対象者
接種時点で唐津市に住民登録をしている、次の1か2に当てはまる人(本人が予防接種を希望する場合のみ)
- 65歳以上の人
- 60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓、呼吸器の機能や、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する人
接種費用の自己負担額
自己負担額2,000円
- 生活保護世帯の人、中国残留邦人や特定配偶者の人は無料(証明書を病院に提出してください)。
- 助成を受けて接種できるのは、1人1回のみです。
- 実施期間外、指定された病院など以外で接種されると全額自己負担となります。
接種できる病院など
市が指定した佐賀県内の病院などで接種できます。
関連情報
- 新型コロナワクチン定期接種のご案内(チラシ) [PDF/1.69MB]
- 厚生労働省ホームページ「新型コロナワクチンについて」<外部リンク>
- ファイザー社<外部リンク>
- モデルナ社<外部リンク>
- 第一三共社<外部リンク>
- 武田社<外部リンク>
- MeijiSeikaファルマ社<外部リンク>