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【自殺対策】命を守る「ゲートキーパー」
ゲートキーパーとは
悩んでいる人に寄り添い、関わりを通して「孤独・孤立」を防ぎ、支援することが重要です。一人でも多くの人に、ゲートキーパーとしての意識を持ってもらい、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしてもらうことが自殺対策につながります。
ゲートキーパーになるには
・家族や同僚、友人
・民生委員や児童委員、母子保健推進員、ボランティア
・行政や関係機関などの相談窓口
・地域のかかりつけの医師や看護師、助産師、保健師など
支援が必要な人の周囲にいる人が、それぞれの立場や職業によって異なるゲートキーパーの役割があります。
ゲートキーパーの主な役割
気づき
自殺を決意しているのではなく、実際には「生きること」と「自殺すること」の間で揺れ動いていることも多いです。家族や身近な人のささいな変化に気づいてください。
「自殺の危険を示すサイン」の一例
・表情が暗く元気がない
・食事量がへった
・すぐに自分を責める(マイナス思考)
・ため息が目立つ、口数が極端に減った
・死をほのめかす、投げやりな態度をとる など
傾聴
「傾聴」のポイント
正しいかどうか、良いか悪いかを判断したり、相手の言動を批判したりしないようにしましょう。
つなぐ
見守る
相談機関につないでも、すぐに元気になるわけではありません。相談機関につないだあとも、必要があれば相談にのることを伝え、以前と変わらず温かく見守りましょう。
「見守り」のポイント
本人に温かく寄り添いながら、見守っていることを伝え、安心感をあたえましょう。
唐津市ゲートキーパー養成講座
※詳しい内容は、唐津市保健センター(健康増進課)に問い合わせください。