本文
シンガポール国営放送局メディアコープのドラマ「ハラニシ・ズバイダ」が、唐津市内で撮影されました
令和7年5月、シンガポール国営放送「メディアコープ」制作のオリジナル歴史ドラマ「ハラニシ・ズバイダ(Haranishi Zubaidah)」の撮影が佐賀県内で行われ、5月16日には、唐津市が主要なロケ地の一つとして選ばれました。
本作は、令和8年(2026年)にシンガポールで放送予定の全10話(各話45分)の歴史ドラマで、同国で高い評価を受けるマフーズ・ムハンマド監督が手がける注目作品です。
唐津市内では、明治時代の日本を再現した重要なシーンが撮影され、市内の景観や歴史的な街並みが、物語の舞台として映像化されました。
「ハラニシ・ズバイダ」概要
明治時代後期、自由を求めてシンガポールへと旅立った一人の日本人女性「ハラニシ・ツバサ」。
しかし、その希望は無残にも打ち砕かれ、人身売買の渦に巻き込まれることとなる。
それでも彼女は、助けを得ながら懸命に歩みを止めず、自由と尊厳を取り戻すため、自らの意志で運命を切り開いていく。
生きること、愛すること、信じること―。
帰るべき故郷の風景を心に描きながら、自らの存在と人生を信じて戦い続けたひとりの女性。その実話をもとに描かれる、感動の物語です。
撮影詳細
タイトル
ハラニシ・ズバイダ(Haranishi Zubaidah)
[注]ズバイダはマレー語で「ツバサ」の意味
ジャンル
歴史ドラマ
話数
全10話(各話45分)
撮影期間・場所
- 5月13日・14日:佐賀市
- 5月15日:吉野ヶ里町
- 5月16日:唐津市・玄海町
- 5月17日:県内全域(実景撮影)
監督・脚本
マフーズ・ムハンマド(Mahfuz Muhammad)
2019年に同局で放送されたスリラードラマ「Kultus」で最優秀ドラマ賞、最優秀ドラマ監督賞を受賞するほか数多くのドラマを手がける実力派クリエイターです。
RKB毎日放送「タダイマ!」で紹介されました
放送内容はこちらから<外部リンク>
番組放送予定日
令和8年(2026年)放送予定