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令和元年度「夫婦で子育てを100倍楽しむためのセミナー」を開催しました
夫婦が協力して育児や家事を行うために、子育ての楽しみ方や役割分担方法、お互いを気遣う声の掛け方や男女の考え方の違いなどを学ぶセミナーを佐賀県との共催で開催しました。
(9月15日参加者41人、12月8日参加者7人)
第1回(夫婦で子育てを楽しむ)
とき
令和元年9月15日(日曜日)13時30分~15時00分
ところ
唐津市近代図書館4F会議室
講師
小崎恭弘(こざきやすひろ)さん(大阪教育大学教育学部准教授、NPO法人ファザーリング・ジャパン顧問)
講座より
- 子育ては期間限定。終わりや節目が来る。
- チーム夫婦、チーム家族で取り組む。人間関係は、状況の変化に合わせてメンテナンスが必要。
- 子育てには「やさしさ」と「強さ」のバランスを取ることが必要。
- パートナーとのあり方を見直し、夫婦で子育てをしよう。
参加者アンケート(一部抜粋)
- 講師が男性で保育士の先生なのがとてもよかった。話も説得力があり心に響いた。
- 夫婦のパートナーシップについて学べてよかった。
- 妻の子育てをサポートしている感覚だったが、均等に子育てできるようにしたいと思った。
- 子育てをした男性が話すコトバはとても説得力があった。
- 夫婦の関わりについて改めて考える機会になった。
第2回(夫婦のパートナーシップを深める)
とき
令和元年12月8日(日曜日)14時00分~15時30分
ところ
唐津市健康サポートセンターさんて2F子育てホール
講師
森島孝(もりしまたかし)さん(NPO法人ファザーリング・ジャパン九州理事)
講座より
- 妻の愛情曲線は、出産直後から乳幼児期の夫の関わり方で変わる。
- 夫が当事者意識を持つことが大切(手伝うはNGワード。手伝う=自分の仕事ではない)
- 名もなき家事を知る(ゴミ出しは、家の中のゴミをまとめ、集めたゴミを運び、個々のゴミ箱に新しい袋を掛けるなど、準備・実行・後処理までをいう。ゴミ捨て場に持っていくだけは「ゴミ移動」)
- 共働きのほうが世帯全体の収入が増え、失業の際のリスク減が考えられる。
- 男女の違いを知る。(男性は問題解決を、女性は共感性を志向する傾向が強い。)
- 生き方は簡単には変わらない。(相手を変えることは難しい。相手には相手の人生がある)
参加者アンケート(一部抜粋)
- 男女の考えの違いがわかってよかった。共感することが多く楽しく受講できた。
- わかりやすい内容だった。事例は夫・妻どちらの側からも学べることがあった。
- 女性からすると自分からは言い出せないことを夫に伝えてもらえてよかった。
- 妻が怒る理由がわかったり、気にかけるポイントが自分の中ではっきりしてよかった。
- 最後にパパ同士で本音で話せたのもよい経験だった。
主催者
佐賀県、唐津市
企画運営
マイナス1歳からのイクカジ推進実行委員会(構成団体:佐賀県立男女共同参画センターアバンセ、NPO法人ファザーリング・ジャパン九州)