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救助隊
普通救助(交通事故など)
自動車などが交通事故を起こし、乗車している人が車内に閉じ込められたり、車体の下敷きになったりしたときなど、また、火災で取り残された人や機械に挟まれた人など、救助を求めている人がいれば直ちに救助に向かいます。
救助工作車に装備してあるウィンチ、クレーン、高輝度照明装置、油圧器具、そのほかの機材を利用して救助します。
高所・低所救助
崖やマンホールに落ちたり、ビルや木などにぶら下がって脱出できないときなどに出動します。
ロープを利用したロープレスキューが主な救出方法になります。最近では、ロッククライマーや海外の高所作業技術を取り入れたもので、より安全に、よりスピーディーに、より多方面に活用できるザイルというロープや専用の器具を利用した救助技術を訓練しています。
水難救助
人が海や川に落ちてしまったときは潜水隊として出動します。
唐津市消防本部の潜水隊員は陸上の救助隊員と兼務しています。年間を通して計画に基づき、海岸・岸壁・ため池・佐賀県消防学校のプールなどで訓練を行っています。水中無線機、ウエットスーツ、BCジャケット、空気ボンベなどを装着して活動します。
高層建物救助
高層ビルに助けを求める人がいれば、はしご車で現場に出動します。唐津市消防本部に配備されているはしご車は、「35m級伸縮水路付先端屈折式はしご車」1台です。
ビルの窓に赤▼マークのシールが貼ってあるのは、消防隊がそこから進入できるように確保している開口部です。
化学災害救助
有毒ガスなどが漏れたり充満したとき、テロ災害などのときは化学防護服を着た救助隊員が救助に向かいます。