第2次唐津市総合計画

第2次唐津市総合計画について

総合計画とは、市がめざすまちの将来像を掲げ、その実現のために実施する施策を体系的・計画的に進めていくための指針になるものです。

近年、全国的な人口減少、少子化、高齢化が進行する中で、市民の価値観やニーズは多様化してきています。また、税収の減少や社会保障費の増加などにより、唐津市の財政状況はかなり厳しくなっていくことが予想され、これまで以上に「選択と集中」の観点から政策の優先度を明らかにすることが求められています。

このような背景を踏まえ、唐津市では、市民、地域との連携により唐津市の均衡ある継続的な発展と新たな時代に対応した魅力的な「唐津」を創造することを目的として、平成27年に第2次唐津市総合計画を策定しました。

第2次唐津市総合計画は、「基本構想」と「基本計画」で構成され、「基本構想」の計画期間は平成27年度から令和6年度までの10年間、「基本計画」のうち前期基本計画の期間は平成27年度から平成31年度までの5年間、後期基本計画の期間は令和2年度から令和6年度までの5年間です。

まちづくりの基本理念

基本理念は、総合計画の最重要かつ包括的、中心的概念となるものであり、唐津市にふさわしいまちづくりを行っていくうえでの最高の概念、基本姿勢や目標を表すもので、市が最終的に目指すまちづくりの理念になるものです。
唐津市のまちづくりの基本理念は、次のとおりです。

「市民力・地域力によるまちづくり」

人口減少、少子化、高齢化が進展していく中で、市民一人ひとりの知恵や発想を最大限に引き出しながら、活発なコミュニケーションを通じてそれらを組み合わせ、創造的な成果へと結びつけていくことを表現しています。
特に、人口減少時代においては、社会・経済成長の担い手としての高齢者や女性の役割が重要です。いろんな経験や知識を持った高齢者や、さまざまな価値観や感性を持つ女性など、全ての市民が年齢・性別にこだわることなく、誇りを持って積極的に発言・行動をできる環境づくりを基本理念にまちづくりを進めていきます。

将来都市像

唐津市は、「市民力・地域力によるまちづくり」を基本理念とし、生活環境や立地、環境などを最大限に活かして、若い世代が将来にわたり住みたいと思い、かつ誰もが住みよいと思うまちづくりを展開するため、次のとおり令和6年度に唐津市が目指すべき将来像として定めます。

「海と緑にかこまれたここちよい唐津」

「海と緑にかこまれた」とは・・・

唐津市の持つかけがえのない豊かな自然環境を最大の地域資源として認識し、守り育て、全ての市民の参加と協力の下で、次世代へと引き継いでいくという強い意思を表現しています。

「ここちよい」とは・・・

• 安心して子どもを産み育てられる環境の整備
• 子どもたちを地域で見守り育てていく地域コミュニティの結束
• 地域に育てられた子どもたちが地域で働くことによるまちの活性化
• 歳をとっても地域で生きがいを持って生活していける安心感

など、生まれてから死ぬまで安心して住み続けられるまちを表現しています。

計画の内容

基本構想および前期基本計画（平成27年策定）

概要版（平成27年策定）

概要版をウェブブックで見ることができます。

第2次唐津市総合計画概要版ウェブブック

後期基本計画（令和2年策定）