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10月10日、国際自転車ロードレース「がんばろう熊本 マイナビ ツール・ド・九州 2026」ステージ1 佐賀・福岡ステー ジが開催され、唐津市は初めての舞台として大きな盛り上がりを見せた。普段見慣れた幹線道路や市街地が世界のトップ選手たちの走路となり、国際大会の舞台として発信された一日となった。

大名小路交差点の直角かカーブ
市内では交通規制が行われ、自由に移動しづらいことを考慮し、私は唐津市役所芝生広場のパブリックビューイングを拠点に観戦した。大型スクリーンにはスタートからの実況映像が映し出され、家族連れなど多くの人が終始にぎわいを見せていた。 曇り空で気温も安定し、走りやすいコンディションの中、ワールドチーム2チーム、プロチ ーム2チームを含む18チーム・107人が152キロメートルのコースに挑んだ。

パブリックビューイング(唐津市役所)
解説を務めた福岡県を拠点として活動するプロの自転車競技チーム「VC FUKUOKA」の向川(むかいがわ)氏によると「唐津の美しい景色は魅力だが、選手にとっては秒差の争いになる緊張感の高いレースになる」 ツール・ド・フランスに7回出場した選手や42歳のベテラン選手も出場し、常時50km/h の高速で進むトップレベルの迫力が見どころと解説された。 また、プライベートで唐津を走った時は、名護屋大橋から海をのぞむ景色がキレイで印象的でしたとの事。
大型スクリーンから中継される、スタート地点の波戸岬では、玄界灘の青い海を背景に選手たちが並ぶ雄大な光景が広がった。10時のスタートとともに選手たちは勢いよく疾走。 沿道には地元住民や観光客が集まり、選手が通過するたびに歓声が上がった。 特に「ルート・グランブルー」では、群青色の海を背景に選手が風を切る姿が印象的で、唐津の新たな景観スポットとして発信された。
レースが市街地へ近づくと、私は大名小路交差点で観戦。交差点を直角に曲がる場面では、 100台程の自転車がわずかな車間で連なり、一斉にカーブへ進入する迫力に思わず見入って しまった。観客も息をのむようにその技術と迫力を見守り、通過の瞬間には大きな声援が湧き上がった。 また、唐津城前で観戦した友人も「猛スピードで駆け抜け、大迫力だった」と興奮気味に語っていた。 大会当日はキッチンカーやステージイベントも行われ、スポーツ観戦と地域の魅力発信が 一体となった心地よい空間が広がった。

唐津城前を疾走

東唐津を疾走

サポートカー
その華やかな大会の裏側には、多くの人々の見えない支えがあった。大会企画に携わった関係者はもちろん、沿道を彩るフラッグ、数日に及ぶ夜間の道路工事、除草作業、電力保全など、成功に向けた準備が積み重ねられていた。 選手が安全に走り、観客が安心して楽しめたのは、こうした献身的な支えのおかげだと改めて実感した。
また再び唐津の地を選手たちが駆け抜ける日を心から望みたい。
(取材場所:唐津市役所芝生広場、大名小路交差点)

ライター:くさばさん
