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更新日:2024年3月31日

【近代図書館】図書館だより(No.107)2月の紹介本(3月13日)

チャンネルからつで放送している「図書館だより」をご存知ですか?
図書館職員が新しく入った本の紹介や美術ホールの催しものなどのお知らせをしている番組です。

今回紹介する本は、放送で紹介した本です。
本が貸出中のときは、予約ができます。
近代図書館、相知図書館、またはお近くの市民センター公民館で申し込みをされるか、近代図書館ホームページで予約ができます。受取館の指定もできます!

★2月の紹介本
☆『予言獣大図鑑』
長野栄俊/編著,岩間理紀,笹方政紀,峰守ひろかず/著
文学通信
豊作や疫病流行を予言するという予言獣の文献を十二系統に分類。アマビエなど150点以上が掲載されています。その中には唐津市に残されている「両頭のカラス」もいます。ユルく愛らしい全国各地の予言獣が紹介されています。

☆『日本史を揺るがした影の軍団「忍者」の新常識』
中央公論新社/編
中央公論新社
忍者の成り立ちと、戦国時代の武将との関わりから平和になった江戸時代までどのように活躍していたのか分かりやすくまとめられています。
忍者についての研究は始まったばかりで、近年の研究により佐賀藩にも3人の忍者がいたことが書かれています。

☆『70歳のウィキペディアン』
門倉百合子/著
郵研社
著者である門倉さんは、とある本との出会いからウィキペディアで記事を書いてみたいと思うようになります。司書の経験を活かして試行錯誤しながら作成する様子と出典の確かな情報を載せることの大切さが述べられています。

☆『左右田に悪役は似合わない』
遠藤彩見/著
新潮社
左右田始は脇役ばかりとはいえ長年経験を積んだ俳優です。そんな彼の周りで事件が起こります。撮影用のエクレアが消えてしまったり、ラウンジの証明用リモコンが壊れてしまったり…。
穏やかで控えめな性格ですが持前の演技力と洞察力で解決へと導きます。

☆『アジアの煮込み』
ワタナベマキ/著
主婦と生活社
肉・魚・野菜・カレーとスープのジャンルで紹介。時間をかけて煮込むものから軽く炒め煮するものまでありますが、手順はとてもシンプル。手に入れやすい材料なので、お家で色々な国の味が楽しめます。まだまだ寒いこの季節に体が温まる一品を作ってみませんか?

☆『パパがしげみになった日』
ヨーケ・ファン・レーウェン/作,野坂悦子/訳,岡本よしろう/絵
ほるぷ出版
トダは、お父さんと小さな町で暮らしています。お父さんが戦争に行ってからは、おばあちゃんと暮らしていました。町に危険が迫り、隣の国に住んでいるお母さんの所に一人で行くことになります。果たして、たどり着くことができるのでしょうか。

問い合わせ

近代図書館 

〒847-0816 佐賀県唐津市新興町23番地

電話番号:0955-72-3467