本文
東京2025デフリンピック大会水泳競技に金持義和選手が代表内定!
令和7年11月に東京で開催される「第25回夏季デフリンピック大会」の水泳競技の日本代表に、唐津市出身の金持義和(かなじよしかず)選手が選出されました。
金持選手が、デフリンピック日本代表に選ばれるのは、今大会で4大会連続です。


金持選手が市役所を訪問しました
令和7年9月29日、金持選手が唐津市役所を訪問し、4大会連続出場となる東京2025デフリンピック大会水泳競技の日本代表内定を報告しました。
「デフリンピックがテレビでも取り上げられ、今までの大会よりも何倍も盛り上がっていると感じる。オリンピックの会場にもなった環境のいいプールで泳げてうれしいし、今大会もメダル獲得を狙いたい」と意気込みを話されていました。
唐津市からは、金持選手の活躍を後押しする市民の皆さんの応援メッセージが寄せ書きされた国旗を贈呈しました。


デフリンピックとは
デフリンピックは「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」で、国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催し、4年毎に開催されるデフアスリートを対象とした国際スポーツ大会です。
デフリンピックとは、デフ+オリンピックのことで、デフ(Deaf)とは、英語で「耳がきこえない」という意味です。
第1回は、1924年にフランスのパリで開催され、東京2025デフリンピックは、100周年の記念すべき大会であり、日本では初めての開催になります。
東京デフリンピックの概要
| 大会期間 | 2025年11月15日~2025年11月26日(12日間) |
|---|---|
| 参加国数 | 70~80か国・地域 |
| 競技数 | 21競技 |
金持義和選手プロフィール
- 唐津市町田出身、1994年2月13日生まれ(31歳)
- すみれ幼稚園、成和小学校、第五中学校、唐津商業高等学校と高校まで唐津市で過ごし、大阪体育大学、大阪体育大学院に進学
- 2013年のデフリンピックブルガリア大会では50m背泳ぎで当時の世界新記録を叩き出す快泳を魅せ、金メダルを獲得
- 2017年のデフリンピックトルコ大会で7つのメダルを獲得し、日本選手団過去最大の記録となる27個のメダル獲得に大いに貢献
- 2022年のデフリンピックブラジル大会はリレー競技で2つの銀メダルを獲得
- 現在はメルカリに所属しながら、世界で戦い続ける日本代表スイマー
これまでに出場したデフリンピックでのメダル獲得数
| 大会名 | メダル数 | 出場時期 |
|---|---|---|
| 第22回デフリンピック(ブルガリア/ソフィア) | 金1個・銀2個 | 平成25年7月 |
| 第23回デフリンピック(トルコ/サムスン) | 銀6個・銅1個 | 平成29年7月 |
| 第24回デフリンピック(ブラジル/カシアス・ド・スル) | 銀2個 | 令和4年5月 |










