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唐津市と佐賀玄海漁業協同組合鎮西統括支所による「連携増進実施計画」が国の認定を受けました
連携増進実施計画の概要
唐津市は、佐賀玄海漁業協同組合鎮西町統括支所と連携し、自然と人が共に生きる「地域循環共生圏」のモデルづくりの取り組みを進めています。
環境省から「連携増進実施計画」の認定を受けましたのでお知らせします。
- 申請者:唐津市、佐賀玄海漁業協同組合鎮西町統括支所
- 計画名:串浦の藻場を未来へ繋げるうみづくり
- サイト名:唐津 串浦ふるさとの海
- 面積:20.1ヘクタール
- 認定:2025年第1回認定(令和7年9月)
環境省ホームページ「地域生物多様性増進法に基づく『自然共生サイト』の認定(令和7年度第1回)について<外部リンク>」
計画の目的と取り組み概要(ポイント)
- 磯焼けの進行を防ぐための海藻群落(藻場)の再生・保全
- 漁業者・地域住民と連携した海の生態系モニタリング
- 東北大学との連携による環境DNAなどを用いた生物相調査や科学的モニタリングの導入を検討
- J-ブルークレジットと生物多様性価値のシナジーの見える化
- 自然共生サイトとしての継続的な管理と評価
- 環境教育や地域資源の学びの場としての活用
ネイチャーポジティブホームページ「東北大学大学院生命科学研究科と唐津市が ネイチャーポジティブの実現に向けて連携協定を締結《環境DNA調査等を活用し、人と自然が育み合う社会を実現》」<外部リンク>
地域への意義と展望
この認定は、地域の自然と暮らしを守る取り組みが全国モデルとして評価されたことを意味します。
唐津市では、今後もネイチャーポジティブ(自然再興)と地域循環共生圏の理念のもと、漁業・観光・教育など多様な分野と連携し、持続可能な地域づくりを進めていきます。