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歴史民俗資料館の保存整備のためのクラウドファンディングに協力をお願いします
私たちなおしたい!唐津市の明治の洋館修復プロジェクト
歴史民俗資料館の建物(旧三菱合資会社唐津支店本館)は、佐賀県内では希少な明治期の大型木造洋館であり、近代に石炭産業で発展した唐津の歴史を今に伝える貴重な文化財として佐賀県重要文化財に指定されています。
しかし、老朽化のため長く休館が続き、近年は台風や大雨などで屋根やベランダ、玄関の車寄せなどの傷みも激しくなっています。唐津市では、この貴重な文化財建造物の保存修復・整備を行い、後世に伝えるとともに、再び多くの皆さんに訪れてもらえるよう、令和4年度(2022)から保存整備事業を開始しました。
保存整備事業開始にあわせて、令和4年度から6年度に行いましたクラウドファンディングでは、多くの人々から温かい支援をいただき、地盤調査や建物の耐震補強案作成、基本設計など保存修復に必要な準備を行うことができました。今年度も引き続き、クラウドファンディングに取り組みます。
プロジェクトの概要
プロジェクト名
私たちなおしたい!唐津市の明治の洋館修復プロジェクト
募集期間
令和7年(2025年)9月1日(月曜日)から令和8年(2026年)1月5日(月曜日)まで
目標金額
1,000万円
募集方法
- 「さとふるクラウドファンディング」<外部リンク>
- クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」<外部リンク>
[注][募集期間や目標金額は、変更する場合があります。
唐津市からのメッセージ
老朽化し、長らく多くの皆さまにご心配をおかけしてきましたが、令和4年度(2022年度)から令和6年度(2024年度)まで多くの皆さまから温かいご支援をいただき、保存修理に欠かせない建物の構造調査や耐震補強案の作成、基本設計、今後の活用方針の検討などを行うことができました。これもひとえに皆さまのご支援のたまものです。改めてお礼申し上げます。
今年度は、敷地測量などの実施設計に必要な準備や、保存整備委員会で文化財の価値が活かされるような活用方法の検討を行います。今後、数年かけて行う保存整備事業の期間には一時的な特別公開や修理工事見学会などを行って、修理の進捗状況などをお知らせする予定です。通年での公開までもうしばらくお待ちいただくことになりますが、保存整備後は、より多くの人に訪れていただけるよう取り組んでいきます。今年度も、どうぞ温かいご支援をよろしくお願いします。