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旧大島邸
唐津の近代化に尽力した大島小太郎の旧宅です
旧大島邸は、唐津の近代化に尽力した、大島小太郎(おおしまこたろう)の旧宅です。
大島小太郎(1859年~1947年)は、唐津藩士、大島興義(おきよし)の長男として唐津城内に生まれました。
唐津藩の英語学校の耐恒寮(たいこうりょう)において、東京駅を設計した辰野金吾(たつのきんご)や、同じく著名な建築家である曽禰達蔵(そねたつぞう)らとともに、後の蔵相、首相を務めた高橋是清(たかはしこれきよ)の薫陶(くんとう)を受け、明治18年には佐賀銀行の前身となる唐津銀行を創立。その後も鉄道や道路の敷設、市街地の電化、唐津港の整備など、唐津の近代化に大きく貢献しました。
主屋の完成は明治26(1893)年ごろと考えられています
本邸はかつて、現在の敷地から300mほど西側に建っていましたが、小学校校舎の増改築に伴い解体され、現在の南城内の地に復元されました。
主屋の完成は明治26(1893)年ごろと考えられており、明治時代中期の大規模かつ極めて上質な住宅で、当時の和風住宅の庭をともなう建物構成や、意匠の優秀さ、特徴をよく表している建物といえます。
所在地
唐津市南城内4番23号
開館時間
午前9時から午後5時まで
事前の申請があれば、午前7時から午後9時まで利用可能です。
休館日
- 月曜日(月曜日が祝日のときは開館、翌日休館)
- 12月29日から1月3日まで
令和7(2025)年4月1日からは入館料を廃止しました
和室などを借りる場合は、施設利用料の支払いが必要です。
施設利用料の金額に変更はありません。
施設利用料
区分 |
使用料 |
|
---|---|---|
主屋棟 | 15畳和室 | 710円 |
主屋棟 | 10畳和室 | 500円 |
主屋棟 | 8畳和室 | 400円 |
主屋棟 | 6畳和室 | 300円 |
主屋棟 | 厨房 | 150円 |
茶室棟 | 4畳半茶室 | 910円 |
茶室棟 | 6畳茶室 | 610円 |
茶室棟 | 3畳茶室 | 300円 |
茶室棟 | 厨房 | 150円 |
茶室棟 | 茶庭 | 150円 |
芝生広場 | 150円 |
利用許可申請
詳しくは、旧大島邸利用許可申請書のページを確認してください。
施設利用料の減免については、旧大島邸使用料減免申請書のページを確認してください。
旧大島邸についての問い合わせ
旧大島邸
Tel:0955-73-0423
旧大島邸ホームページ<外部リンク>