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唐津市が行っているふるさと納税クラウドファンディングの是非について(令和6年10月23日回答)

ページID:0023931 更新日:2024年11月30日更新 印刷ページ表示

ご意見・ご提案

唐津市のホームページにて「新曳山展示場」のふるさと納税クラウドファンディングを行われていますが、

  1. 4か月で6億円と明らかに目標設定に無理があること
  2. 地元の人は寄付をできても返礼品がうけとれないこと
  3. 「観光施設の集客が市内の周遊や消費に繋がっていない」という観光施設に責任があるような文言

以上についてどのように考えているのでしょうか?

1については最終的に3か月で9億円を達成した国立博物館でも当初の目標金額は1億円であり、唐津市の6億円という目標設定は初めから成功させる気がないと思ってしまう。6億円という目標を立てる前に既存のプロジェクトの見直しが必要だと思われますが。

2についてはふるさと納税にもなっているため他県の人は返礼品を受け取れるが、この「新曳山展示場」は唐津市に建てるため最終的に管理や負担をするのは唐津市民です。返礼品目当てではなく、まず地元の企業や団体などに働きかけそれでも足りない場合に募るのならまだ理解できる。現状は目的と手段が変わっているとしか思えない。

3について私は市内のある観光施設で働いているが率直にこの文書を見て恥ずかしく腹立たしいこと極まりないです。他の観光施設の事情等を蔑ろにして新しく「新曳山展示場」が完成すれば唐津市の問題が全て解決するという傲慢さえ感じます。市が先頭に立って問題解決に取り組むはずなのに管理者に投げっぱなしにしておいてこのようなことを言うのは恥ずかしくないのでしょうか?

市民会館並びに新曳山展示場の建設そのものに反対はありません。しかし近年の情勢などで費用が増大しているのであれば身の丈にあった規模にするべきではないでしょうか?この負担は現在の唐津市民並びに将来の唐津市民が背負うことを市は理解しているか疑問です。
最後に現在の唐津市に必要なのは若い世代が楽しめるようなアミューズメント施設等の娯楽施設です。市民会館にこれを内包するのであれば話は別ですが、これではますます若い世代は他県に流出してふるさと納税に頼ることになりそうですね。
逸れましたが、1~3についてそしてこのクラウドファンディングが適切な活動なのか是非意見をお伺いしたいです。

お答えします

現在唐津市で取り組んでおります新曳山展示場整備のクラウドファンディングにつきましては、整備費約30億円の1割となる3億円を充当したいと考えており、ふるさと納税制度を活用させていただくため、返礼品などの諸費用を含め6億円という目標金額を設定いたしました。寄付募集等を委託する事業者と目標金額を含めプロジェクト内容に関して協議を重ねた結果、達成が不可能な金額ではないと考えております。
なお、目標設定額に到達しない場合でも、返礼品等にかかる経費を除きました寄附金額は、今回のプロジェクトである新曳山展示場整備に活用いたします。
いただいたご意見にありますように、今回のクラウドファンディングはふるさと納税制度であることから、市内にお住いの方へ返礼品をお贈りすることはできませんが、クラウドファンディングを通じて市内のみならず全国に新曳山展示場整備や唐津くんち、また唐津産品といった唐津の魅力を多くの方にPRできるメリットがあると考えています。
また、ご意見にありましたご指摘については、観光施策に係る市の問題意識を表現したもので、施設の管理者等に課題を押し付けるといった主旨ではありません。
新曳山展示場の建設は、唐津市の一大事業であり、クラウドファンディングにより、新施設を広く市外へ発信するとともに、唐津市の持つ、自然・歴史・文化・食などの観光コンテンツを、点ではなく面で楽しんでいただける施策を強化し、観光客の滞在時間の延長、域内周遊の活性化、観光消費額の増加を目指すための意気込みでございますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
この度は、貴重なご意見をいただきありがとうございました。

内容分類

税・財政・市政全般・その他


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