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ルート・グランブルーから見える海の景色
唐房バイパスから七ツ釜、呼子、鎮西波戸岬へと続く約20kmの「ルート・グランブルー」。世界的な伝説のダイバー「ジャック・マイヨール氏」の映画のタイトルからその名はつけられています。ジャック・マイヨール氏は幼少期に家族とともにバカンスに訪れた唐津の海で泳ぎ、この海をこよなく愛していました。その後も唐津を訪れ、地元のダイバーや人々と触れ合い、交流を深めていました。
立神岩サーフィンを楽しむ人たち
そんな唐津の海を横目に車を走らせ、途中の景色を楽しむのは、心が洗われるようでした。
海岸沿いから見える唐津の島々、立ち寄ったサーフィンのスポットの立神岩。サーファーの皆さんも40人ほど早朝から海に出られ、波乗りを楽しまれていました。
呼子大橋
さらに車を走らせ、武将たちの陣跡を横目に呼子方面へ。
風の見える丘公園から眺める島々
玄界灘を一望できる「風の見える丘公園」からは、遠くは壱岐の島をのぞむことができ、風を感じることができました。
杉の原放牧場遊歩道
その後、映画のロケ地にもなった加部島の「杉の原放牧場」へと足を運ぶと、若い女性の観光客から「牛は今日いますか?」と声を掛けられました。「お天気はいいのに、あいにくの強風。強風で牛たちは、伏せたまま牧場にいますよ。」と答えると、「牛たちの見える所まで行きます。今日は楽しみます。」と話され絶景スポットへと向かわれました。
絶景スポット杉の原放牧場
潮騒の音、風の音を聴き、波しぶきと強風を受けながら歩く遊歩道。非日常的で心がリフレッシュできました。そのうえ、呼子では地元の特産物を購入し、甘夏を使ったスイーツをいただき元気をもらいました。
「ルート・グランブルー」その先にあるものは、自然に触れながら五感で感じる体験、発見、一期一会!ゆっくりと流れる時間。一度ドライブがてら出かけられてはいかがでしょう。(取材地:ルート・グランブルー、立神岩、風の見える丘公園、杉の原放牧場)