本文
スタート前のランナーたち
2月16日(金曜日)~18日(日曜日)の3日間、全33区間、272.9kmをたすきでつなぐ第64回郡市対抗県内一周駅伝大会が開催されました。天候にも恵まれ、13チームのランナーたちは、肥前・松浦路を駆け抜けて行きました。
唐津市役所前、沿道の応援者
2日目は、青空の下、嬉野市役所本庁舎~玄海町社会体育館の12区間92.2kmのコース。沿道には地元唐津市・玄海町を始め、佐賀市、西松浦郡からも応援者が駆けつけ、懸命に走る中学生ランナーに大きな拍手を送っていました。
21区間前で待機する沿道の応援者
「テレビ中継を見ていたが、やはり沿道で選手の姿を見たい」と駆けつけられた市内在住の高齢女性。ご自身も学生時代、短距離走選手だったとか。その時の経験から「走っている途中での気持ちが、本当に大事。ダメと思った瞬間からスピードが落ちる。最後は、気持ちが大事だ」と語られ、中学生ランナーを温かく見守られていました。
地元中学生ランナー(写真左)の力走
20区間から21区間へとたすきをつなぐ唐津・玄海チーム代表、鏡中学校の野嵜劉心(のざきりゅうしん)選手は、ラスト500mで懸命な走りを見せ、熱いレース展開を繰り広げ、この日、区間賞に輝きました。
スタートラインの準備をするスタッフ
3日目の日曜日は、唐津市役所前~佐賀新聞社前(佐賀市)の10区間78.9kmを競うレース。唐津市役所前をスタートする各選手たちは、スタート前に入念にウォーミングアップをされていました。
スタート地点でもある唐津市役所には、大会本部を始め多くの人たちが集まり、打ち合わせを重ね大会に臨まれました。まさに大会を支える縁の下の力持ちです。
スタート前に、スタートラインを準備されるスタッフさん。短時間でラインテープを貼られていました。
まちなかへと駆け抜けるランナーたち
午前9時、スタート号砲の合図で、ランナーたちは唐津市役所前を白バイ隊に先導され、唐津のまちなかへと駆け抜けて行きました。沿道からもランナーたちに熱い声援が送られていました。
気持ちをこめてたすきをつなぐ。次の大会へと思いをはせます。
(取材地:唐津市町田、唐津市役所前)