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2月14日~2月16日の3日間、全33区間、272.9kmをたすきでつなぐ第65回郡市対抗県内一周駅伝大会が開催されました。13チームのランナーたちは、肥前・松浦路を懸命に駆け抜けて行きました。
2日目は、嬉野市役所本庁舎~玄海町社会体育館までの12区間の92.2kmコース。沿道には地元唐津・玄海をはじめ、佐賀市、鹿島市からも応援者が駆けつけ、懸命に走る中学生ランナーに大きな拍手を送っていました。 20区から21区へとたすきをつなぐ唐津・玄海チームの平田千隼(ひらたちはや)選手(唐津一中)は、懸命な走りで地元の声援を受け、熱いレース展開を繰り広げこの日、区間賞に輝きました。平田選手は、「任されたところを懸命に走った。和多田の成和小下、交番前の坂道がきつかったが、最後まで気を抜かずに頑張った。」とレース後、コメントしてくれました。
区間賞に輝いた平田選手の走り
3日目は、唐津市役所前~佐賀新聞社前(佐賀市)の10区間を競うレース。唐津市役所前をスタートする各選手たちは、ウォーミングアップをされていました。すると、女子高校生から声を掛けられ、話をすると「高校の同級生が駅伝に出場していて初めて応援してみようとここにやって来た。写真部に所属していて、勉強にもなるので駅伝の様子を撮りたい。」と語り、白バイ隊が走る姿、選手たちの力走を動画撮影していました。 スタート地点の唐津市役所には、大会本部を始め、沿道にも多くの人が集まっていました。午前9時のスタート号砲の合図で、ランナーたちは、唐津市役所前を白バイ隊に先導され、唐津のまちなかへとさっそうと駆け抜けて行きました。沿道からもランナーたちに熱い声援が送られました。今回、中高生ランナーや 女子ランナーの活躍は、目を見張るものがありました。若い世代のランナーが育っているのは嬉しい限りです。 唐津市は、総合成績8位でしたが、次回はさらに順位を上げることに期待します。想いをのせてたすきはつながっていきます。
(取材地:唐津市町田、唐津市役所前)
緊張が走るスタート10秒前
号砲の合図とともにスタートの瞬間
力走の選手たち
唐津のまちなかへと駆け抜ける
後方からランナーたちを見守る白バイ隊