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記念の特別一番列車をお迎え
11月19日(日曜日)にJR浜崎駅で筑肥線100周年を祝い、地域の人たちが手を振って記念列車を迎えました。
特別ヘッドマークをつけた103系
筑肥線は大正12年に浜崎―福吉間で開業し、令和5年に開業100周年を迎えました。その記念事業として、11月19日に103系国鉄色の臨時列車が、特別ヘッドマークをつけて走ることになりました。
そこで浜玉町でも、浜玉公民館を中心として記念事業に参加することになりました。
私も記念事業の実行委員会に参加させていただき、8月6日の内覧会をスタートに「筑肥線のある風景」絵画コンクールへの参加、地元の食材を使ったお弁当の施策など、11月19日を迎えるにあたり、いろいろなことに微力ながら参加しました。
100周年おめでとう
そしていよいよ当日を迎えました。
9時46分、筑前前原駅から観光客を乗せた臨時列車が駅のホームに入ってきました。
日曜日の朝ということもあり参加者が少ないと考えていましたが、予想に反してたくさんの人が集まり、手を振って列車を迎えました。
また渕上の橋の上では、浜玉市民センターの職員や地域の人たちが横断幕や大漁旗を振って100周年を祝いました。
100周年の祝いの大漁旗
12時から西区の子どもたちによる祇園曳山囃子の演奏が始まり、西唐津から出発した列車を待ちます。
列車がホームに入ってくると、浜崎―福吉間祝100周年おめでとうとたくさんの人が手を振り出迎えました。観光客にはおもてなしの手作りレモングミが配られました。
14時18分、絵画コンクールで入賞した家族が招待され、浜玉町の小中学生も賞状を頂いて列車に乗り込みました。
曳山囃子でお出迎え
車内には子どもたちが描いた絵がつり下げてあり、みんなで自分の絵を見つけて回り、「あった~!」と喜びの声が車内に上がりました。
列車内では車掌さんから切符の発行の仕方などを教わったり、運転席に座らせて頂いたり、また思い思いに記念撮影をしたりと楽しい時を過ごしていました。
「今日はどうでしたか?」と聞きましたら「なかなか家族で列車に乗る機会がないので、とても良かった」との感想が返ってきました。
絵画の前で記念撮影
色々と大変ではありましたが、参加者からは記念すべき100周年事業に参加できて良かったと多くの言葉をいただきました。
100周年の間にはたくさんの歴史があり、そのほんの一部でありますが良い思い出となったことでしょう。
また今後の100周年に向かって列車は走り続けてほしいですね。
(取材地:JR浜崎駅)