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鎮西公民館では、地域の特色を生かした講座を実施しています。 名護屋地区周辺には、特別史跡名護屋城跡と陣跡があります。ご存じのとおり、名護屋城は豊臣秀吉が文禄・慶長の役の際に、国内の拠点として築いた城です。わずか5か月で築城され、当時は大坂城に次ぐ規模でした。周辺には、全国から参集した大名の陣屋が150以上も建てられていました。その名護屋城跡と陣跡をめぐるのが「陣跡ウォーキング」です。人口20万人を超える城下町を想像しながら講師の案内を聞きながらめぐります。
第1回は、6月4日に名護屋城跡をめぐりました。大手口(名護屋城の広場)から登城坂を通って三の丸へ。そして、本丸、天守閣跡地へ。近くに見える松島、加唐島(かからしま)、遠くに見える壱岐の島。その遠方にある対馬、朝鮮半島を想像しました。
案内板の前で概要説明
石垣の説明を受ける
三の丸の木陰
天守閣から朝鮮半島方向を眺める
第2回7月2日は、とても暑かったので佐賀県立名護屋城博物館と隣接の「木下延俊陣跡」をめぐりました。参加者の一人は、「近くに住んでいるけど知らなかった。もっと多くの人に知ってもらいたいですね」と話されていました。(取材地:名護屋城跡、佐賀県立名護屋城博物館、木下延俊陣跡)
名護屋城博物館へ
名護屋城博物館から「木下延俊 陣跡」へ
学芸員の先生より解説をしていただきました
発掘整備された陣跡